NBA オールスター2013がヒューストンで行われました。
ペイサーズからはポール・ジョージが出場。
近年では、ダニー・グレンジャーの2pts、ロイ・ヒバートの3ptsが
ペイサーズの記録だったので、これを上回る4点、そしてダンクが1本出れば
満足かなと思って見始めました。
第1Qの終盤に出てきて、いきなりリバウンドを取ったものの、
3本連続でミスと良い所がでませんでした。
しかし、第2Qも頭から出場し、ノアのダンクのお膳立てをすると、
続いてスティールからダンクと見せ場がやってきました。
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Paul George Triple-Play in All-Star Game8分51秒と8分33秒に連続得点を上げ、1点差に迫ると
ベンチもはしゃいでくれました。7分39秒にメロと交代し、
前半はこれで終了。
8分出場し、FG3/6で6pts-2reb-1ast-1stlという結果でした。
この時点で近年のペイサーズプレイヤーとしては十分な活躍でした。
第3Qは3分42秒から登場。95-101と6点ビハインドになった所で
ポールが3PTをお返しし、3点差に詰め寄ります。この後、
ハーデンにまた3PTを決められてしまいますが、その後、ポールは
オフェンスリバウンドからデンにレイアップのアシストをします。
ライバルCHIの二人へのアシストという仕事をこなしました。
更に残り18秒にはレイアップも決めて二桁得点に乗せました。
第4Q、ポールのスティールからファストブレイクにいきますが、
レイアップをミス。ここで決めていれば2点差になったのですが、
ここから西に連続得点を決められて104-113となりました。
いつ引っ込むかびくびくしながらも、7分35秒にはアービングの3PTへの
アシストを記録し、118-119と1点差に追い上げました。
6分26秒、ウェイドと交代で出番終了。
二桁得点もマークしたし、アシスト3にスティール2と素晴らしい!
拍手で送り出しました。
あとはスターター同士の戦いの観戦。
誰もがそう思ったはずです。この後にこんな事が起こるとは
誰が予想したでしょうか。
試合終盤、西の方のポールが大暴れし、コービー、デュラントも
ポイントを重ね、残り2分34秒、126-136と10点ビハインドとなりました。
ここでタイムアウトを取った東チーム。
ここは映像ですぐに確認できませんでしたが、ボッシュに替えてノア、
アービングに替えて、なんと、ポールをコートに戻すスポルストラ。
2分を切ってポールがオールスターのコートに立っていたのです。
1分57秒に西の方のポール(CP3)が3PTを決め、128-139とすると、
ポール(東)が3PTをお返しし、1分19秒にはもう1本の3PTを決め、
134-139と、試合を面白くさせました。
が、コービーが対レブロンのディフェンスを見事に成功させ、
スティールにブロックと完璧に抑えられてしまいました。
点数は開きますが、ポールがメロの3PTへのアシストを成功させ、
残り23秒で138-142の4点ビハインドとなりました。
ファールゲームとなり、ポール(西)がFTを1本成功させ、
2本目を外した所でイーストがタイムアウト。
コートにはレブロン、メロがいて、アービングも戻りましたが、
最後のセットプレイで3PTを打ったのはまさかのポール(東)でした。
これは外れましたが、オールスターの最後のプレイでポールが
託されるとは思いもしませんでした。直前に2本決めていて、当たっていた
とは言っても、これはとんでもない事態です。
外してしまったのは残念ですが、全世界に向けて大きなアピールを
やり遂げたポール・ジョージ(22歳)。
この試合+9はMVPのクリス・ポールに次いで2番目です。
ペイサーズ関連のtwitterではオールスターとポールをかけて
ポールスター(Paul Star)と盛り上げていましたが、まさに
Paul Starでした。
ダニーとヒバートの得点を抜くどころか、JOの16点、レジーの
14点を追い抜く17点のチーム記録を達成。
この若者、本当にno limitかもしれません。
久しぶりに心から楽しめるオールスターとなりました。
今年は(東西)ポールの日でしたね。
エリック・スポルストラ(ポールについて)
「彼は恵まれた才能を持っている。彼がこのレベルに到達するには
信じられないほどの努力があっただろう。本当に急成長を遂げている。
これは偶然なんかではない。彼はまだ22歳だ。
彼がどれほどの選手になるのか、恐ろしいね。」
Paul George
20min 17pts (FG:7/13、3PT:3/6) 3reb 4ast 2stl
EAST 138 - 143 WEST
16101人
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Paul George Shines in First All-Star Game