#17 Joe Crawford お気に入りのチームの対戦の時にオフィシャルにこの名前を見つけたら
不安を覚える人が多いことだろう。
本名はジョーイ・クロフォード。NBAの表記ではJoe(ジョーとされる)。
今年の8月に62歳となるジョーイは「主役はワシ」をモットーに
今季も縦横無尽にコートを走り回り、ここまで51試合行われた2013年プレイオフの
試合でも6試合で笛を吹いている。(他9名は彼よりも多い7試合)
51試合中の6試合というと、さほど凄い事には思えないが、
4月20日に始まり、まだ18日目であるため、約3日に一回は
姿を見せていることになる。
つまり3日に一回、どこかの2チームが餌食となっているのである。
さて、そんなジョーイの最も有名な笛がこちら。
VIDEO ベンチで笑っていたダンカンにテクニカルファールを与え、
退場させてしまったのである。あのダンカンが笑っていること自体
あまりないことであるが、その後のフリーズした顔も必見。
また、気分が良いと踊り出すこともある。
VIDEO NBAファンの間では選手やコーチ以外で最も人気のある人物のうちの一人と
思われる。もう一人とはBSで解説をたまに行うおっくんだ。
おっくんはたまに予言者の様に的確な解説を行う事があるが、
たまに「タイムアウトヲトルベキダ」「イクベキダイクベキダ」などと
謎の呪文を唱えることもある。そして、自分の言ったことが当たると
「私、申し上げましたでしょ」と、必要以上に褒めて貰いたがる。
おっくんは試合に直接介入することはないが、みんなのじょーいは
そうもいかない。
今年の5月3日のグリズリーズ対クリッパーズ戦でも終盤に
クリス・ポールとザック・ランドルフに秘技連続テクニカルを食らわせ
試合中にロッカールームへと退けた。
ともかくNBAの試合なのに主役がプレイヤーではなく、じょーいになってしまう
事が多いため、人気と共に忌み嫌われることも多い。しかし何故か
重要な試合でも起用される等、ファン心理とリーグの意思に差がある。
これについてはデイビッド・スターンが退任して数年したら
暴露本が発売されるかもしれない。なぜ、彼を止めさせないのか。
非常に興味深い問題である。
って、こんなアホなことを書こうと思ったのではなく、
レフリーってジョーイくらいしか名前と顔が一致しないことに気がつきました。
顔を見れば、この人知ってるとかは分かりますが、そう考えると
ジョーイはすごいんだなと思います。
良い悪いは別として、自己アピール力は満点です。