2010年11月30日 16:36
これの1で米澤穂信に出会い、ハマりました。今作も伊坂幸太郎と
米澤さんの両名が収録されていることもあり、楽しんで読めました。
△ マリーとメアリー ポーカーフェイス:沢木耕太郎
物語ではなくエッセイのようです。お酒の面白い話。
○ 合コンの話:伊坂幸太郎
面白い書き方のこの物語。最初はん?って思ったけど
徐々に面白くなってきたし、やっぱり伊坂作品が好きだと思った。
○ レミング:近藤史恵
1に続き、ロードレースの話。結構面白いんだけど、
短編だから続きが気になってちょうどいい感じ。
他の作品を読みたいと思える程ではない。
○ ヒトモドキ:有川浩
人の怖さを見事に表現していて、読みながら感情移入ができた。
ゴミ屋敷が登場したけど、1の時も出て来たような。。。
違ったかな。
○ リカーシブル―リブート:米澤穂信
1の玉野五十鈴の誉れ程ではなかったけど、やはり好き。
登場人物に親しみを持てる。ラストで、複雑な関係の弟、
に対する感情は 俗にいうツンデレ化ということ?
弟の今後が気になる所だけど姉弟で
乗り越えて行ってくれる事でしょう。
× 444のイッペン:佐藤友哉
やはりどうもこの方の文章はなじめない。
主人公の土江田に関する情報も結構出てきましたが、
中途半端な情報開示。だから何?という感じがする。
むしろ土江田の過去の設定がない方が面白く読める気がする。
それにしても333も444もトリックが残念すぎる。
○ 日曜日のヤドカリ:本多孝好
父と再婚した母の連れ子の関係が面白い。
暗い方向へ進んで行くかと思いきや、そうでもなく。
ある意味良い家族の話。展開が面白かった。
