2010年12月22日 17:51
何度見たか分かりませんが、「すげー」の一言ですね。
対スパイク・リーも楽しいですが、その後も含めた動画をチェック。
8.9秒で8点とか、残り18.7秒から8点を取って逆転勝利で知られるシーン。
1995年のカンファレンス・ファイナル、ペイサーズ@ニューヨークの出来事です。
99-105で6点ビハインドのペイサーズ。
INDのインバウンドでレジーが3PTを沈め、続くNYKのインバウンドパスで
渡す相手がいなく、無理に投げたらレジーにボールが渡り、3PTラインまで
わざわざ下がって3PTを決めるという名シーンです。これで同点。
ほとんどの場合このシーンだけが映されるのですが、実は続きがあります。
続くNYKのインバウンドの際にスティールを狙ったINDの選手がスタークスに
ファール。リアルタイムで見ていたら、「せっかく同点にしたのに」という
NYKにとってはラッキーな出来事。しかもFTラインに立つのは当時の
中心選手です。
そんな中、スタークスはFTを2本とも外してしまいます。
しかし、リバウンドを取ったのはユーイング。ボールを取ってすぐに
シュートを打つものの、外れてボールはレジーの手に。
ここでレジーに対するファールがあり、2本のFTを得ます。
先ほど2本外したスタークスとは対照的に、2本とも沈めるレジー。
残り7.5秒からオフェンスを始めるニックスでしたが、ボールを
運ぶ途中で転んでしまい、タイムアップ。
ニックスは勝つチャンスがいくつかありながらも自らのミスで
台無しにしてしまったのです。もしこれらのプレイを
ニックスがきちんとやっていたらこのシーンは今ほど有名では
なかったのかもしれません。
下の動画で終盤のすべてをチェックすることができます。