2011年06月08日 18:17
今日ヒートが勝つと王手ということでマブスにとっても
プレッシャーの掛かる試合でしたが、第4Q序盤、
いつもと同じように9点リードを奪われてしまいます。
何かこの時間へこたれる事が多いですね。今日は
序盤、ウェイドのFGが不調で、そこで点差を開いて
おけなかったり、ゲームを通じてレブロンがポイントでの
活躍ができていないのに接戦だったりとどうもぱっとしません。
それもそのはず、エースノビツキーが高熱だったからだそうです。
38℃とか39℃とか言われていましたが、マイケル・ジョーダンを
思い出してしまいますね。食中毒と高熱で38ポイントと取った
ジョーダン。ノビにも期待がかかりましたが、第4Qまでで
取ったポイントはなんと11点。明らかに不調です。
しかしテリーが繋ぎ、チャンドラーがリバウンドを取り続けます。
第4Q残り5分43秒、そのチャンドラーがプットバックレイアップで
78-77と1点差に詰め寄ると、チャンドラーがボッシュから
スティールしファストブレイクでテリーがレイアップを決めて
78-79と逆転。
更にMIAはウェイドもTOで、FTによる失点が1追加。
4分36秒からお互いにシュートが決まらず、2分16秒に
ノビツキーがFTで2点追加、78-82となりました。
その後、ボッシュもFT2本を決めて80-82。
またお互いに外し続けます。残り35秒にスティーブンソンが
3PTを打ちましたがミス、速攻に走ったウェイドへのパスが
見事通りましたがキッドがファール。大事なFTとなりましたが、
ウェイドが2本目をミスして81-82と
同点にすることができませんでした。
結果的にここが勝負の別れ目だったかもしれません。
残り30秒でDALは時間を使い切って攻撃するかと思いきや、
ショットクロックも10秒ほど残した段階でノビツキーが
レイアップに行き見事決めます。ここまで散々外して来ましたが、
ここぞという場面でしっかり決めたエース。
しかしMIAに残されたのは14秒。いろいろなケースが
考えられましたが、3PTを狙うのではなく、少ない時間で
2ポイントを確実に取ってきました。ボールを貰ったウェイドが
ダンクで83-84、残り9秒。ファールゲームとしてはDALにも
プレッシャーのかかる展開となりました。
そしてファールを貰ったのは今日好調だったテリー。
残り6.7秒でFT2本を決めて再度3点リード。
MIAの作戦は失敗に終わりました。
とは言っても3点差なので3PTを決めれば同点です。まだまだ分かりません。
そう、分からないはずでした。
タイムアウト明け、インバウンドパスを受けにいったウェイドが
まさかのキャッチミス。TOにはせずに何とかマイク・ミラーへ
パスを繋ぎましたが、無理な体勢から打った為、エアボールで
そのまま試合終了。何ともあっけない終わり方になってしまいました。