1月4日 IND 83 - 118 MIA -35点
2月14日 MIA 105 - 90 IND -15点
3月10日 IND 91 - 93 MIA -2点
3月26日 @インディアナ
と言うわけでうまく対応をしてきたと言うわけではありませんが
流れ的に試合ごとに点差が縮まって来ているヒート戦。
ペイサーズサイドも、今シーズンMIAを倒す最後のチャンスと
動員を呼びかけるかのように客を煽っていました。
そしてLPBBでは今シーズン初、ペイサーズの選手紹介から
放送されるというラッキーな日でした。まぁ、映像はファンから見ても
正直あまり格好良くないというか、イマイチ盛り上がりに欠ける感じを
受けましたが・・・映像と声の繋ぎ方が間延びしていて
徐々に盛り上がる感じが出せていませんでした。
第1Q、ヒバートがフックを決めて、ボッシュはオフェンシブファール。
ポールとチャルマーズが2点ずつ加えると、ダニーが3PTをヒット。
2-7と幸先の良いスタートを切ります。しかし、2連続でチャルマーズに
スティールを許す悪いリズムに。運良くMIAもミスしてくれましたが
一気に持って行かれる所でした。9-12となった後、コリソンの
スティールからポールがダンクを決め、もう一回DCがスティールを
しましたが、今度は決まらず。更にMIAは3連続TOをし、INDは
DCが3PTをサイドから決めて9-17といつになくアグレッシブな
オフェンスを見せました。
しかしここからチャルマーズ、ウェイドに3PTを許し、ダニーが2本の
FGを決めてリードを保ちますが、最後レブロンへのブロックが失敗し
ダンテがファールを取られましたが、これがフレグラント1とされ、
FT2本、そしてMIAポゼッションと変わってしまいました。そして
最後にレブロンに3PTを決められて24-24で終了しました。
第2Q、レブロンの3ポイントプレイなどで29-24と5点ビハインド。
INDもハンズブローのレイアップやバルボサのレイアップで
同点に追いつきます。5分44秒にウェイドのレイアップで38-32と
6点リードをされましたが、ポールのレイアップ、ウエストのシュートが
決まり、ヒバートがFT2本を決めて38-38の同点に追いつきます。
しばらくシーソーゲームが続き、ウエストtoヒバートのアリウープや
ヒバートがレブロンを抑えてのダンクを決める等勢いがありました。
そしてこのダンクの後、DCがスティールをしてすぐさまレイアップ。
44-46と逆転。覚えている限りで今シーズン3回目のカメラに映っていない
所でのスティールが出ました。前回のWAS戦は試合を決めるビッグスティール
でしたが、今日のこれも大きかったですね。
MIAが最後のオフェンスを失敗すると
リバウンドを拾ったポールがハーフラインから3PTを放り、これが
見事にヒット。46-49と3点リードで前半を終えることに成功しました。
第3Q、お互いにTOをした後、ウエストがフローティングショットを決め、
ウエストのスティールからDCがファストブレイクでボースハンドダンク。
あと少しぶら下がっていたらテクニカルを取られる所でした。
ボッシュのシュートが外れ、INDはポールが3PTを決めて10点リード。
直後のボッシュのシュートをヒバートがブロック。
INDはリバウンドを何度も拾いながらも得点できず、するとウェイドが
3PTを決めて49-56。しかしDCがお返しの3PTで49-59.
The Associated Pressリードを広げたい所でしたが、なんとMIAがここから9連続得点で
58-59と1点差まで詰められてしまいました。今日のウェイドは
3PTが当たっていました。しかしINDもウエストとDCが決め、
ジョエル・アンソニーにダンクをかまされましたが、DCがレイアップを
決め、ヒバートが今度はレブロンのシュートをブロック。その流れで
ダニーがジャンプショットを決めて60-67。ここでMIAがタイムアウト。
2分33秒にはダニーが3PTを決めて60-71と11点リードにします。
残り43秒にはバルボサも続いて3PTを決めて65-78と13点のリードを
持って最終Qに臨むことになりました。
第4Q、ハスレムがシュートを決めると、先ほど3PTを決めたバルボサが
もう1本3PTを決めて67-81。ウェイドがお返しの3PTを決めて来ましたが、
更にバルボサがサイドから3PTを決めて70-84。ディフェンスにいった
ウェイドもこれにはガッカリのジェスチャー。
両者ミスの後、バティエが3PTを決めて73-84になりましたが、
ここでまたバルボサがやってくれました。今度はファールを貰いながらの
ランニングシュートを決め、3ポイントプレイで点差を縮めさせません。
The Associated Pressしかしウェイドも3ポイントプレイで応えてきます。
何度も突き放しに成功しているのに3点で追い上げてくるウェイド。
やはりすごいプレイヤーですね。6分46秒に今度はレブロンが3PTを決めて
80-89と一桁得点まで追いついてきます。ブローのFTで2点取ると、
ボッシュもFTで2点を決めまだ9点差。
5分54秒DCが3PTを打ちましたがミス。しかしウエストがリバウンドを取り、
ダニーに渡すと3PTを即打ち。これを決めて82-94と12点リード。
今度こそ逃げ切り体制だと思っていたら今度はボッシュが3ポイントプレイで
85-94、また9点差になりました。BIG3と呼ばれるだけあって勝負強いです。
3人とも3点ずつ決めてくるとは・・・
5分3秒、DCがスティールをされてしまいましたが、ウェイドがミス。
INDはサイドからダニーが3PTを打ったところ、バティエにファールされ
3本のFTを得ます。これをしっかり決めて87-99。こちらも3点構成を
継続することに成功。
タイムアウトの後、ボッシュのバッドパスでINDのオフェンスに。
シュートはミスしましたが2回オフェンスリバウンドを奪い、
ポールがレイアップを決めて87-101と100点ゲームへ。
この後、ボッシュがFTを2本ミスし、INDもミスが続きましたが
2分36秒のチャルマーズのFTも1本のみで88-101。
その後驚異的な追い上げが来ることもなく、無事に試合終了。
今シーズンのヒート戦、4戦目にしてようやく勝利。
MIAは連戦、INDは休み明けという好条件でしたが、好調なシュートと
DCのアグレッシブさが勝利を呼び込みました。
この試合、実況席にジェフ・フォスターが座っていました。
引退したのでベンチに入ることはできないのですかね。
残念ですが、また姿を見せて貰いたいものです。
また、過去を振り返る映像でレジー・ミラー率いるペイサーズが
ニックスを破りファイナル進出を決めた時の映像が流れました。
デイルにおんぶされながらロッカールームに入るレジーが映りました。
あの時のインタビューは今でも覚えています。
「試合前にチームメイトに聞いたんだ。後1勝でファイナルに進めるとする。
どこでどこのチームと戦いたいかって。みんな口を揃えてこう答えたよ。
"Knicks in the Garden"」
ってNYK戦でもないのに脱線してしまいました。
こういった時代から今のペイサーズまでジェフが橋渡しをしてくれました。
ダニーも最高のチームメイトだったとジェフを称えていました。
彼の目の前でMIAに勝利できたのは嬉しいですね。
プレイオフに入ればこうはいかない事は分かっていますが、
若いチームには強敵に勝って勢いを付けることも大切です。
今シーズンはブルズ、レイカーズ、マブス、マジック、そしてヒートに
勝利することができました。(MIAには3敗、ORLにも負け越しですが)
勝ったときのイメージというのも必要になりますし、今シーズンは
本当によい経験を積んでいると思います。