11-12シーズン ジョージ・ヒル【NBA_Pacers】

2012年06月11日 15:11

出身:インディアナ インディアナポリス 1986年5月4日(26歳)
身長:6-2 体重:180

サラリーキャップのジレンマから抜け出した昨年、ラリー・バードは
ドラフト1巡目で指名したカワイ・レナードをスパーズに送り、地元の元スター、
ジョージ・ヒルをインディアナに呼んだ。このトレードはペイサーズを
ポストシーズンの旋風を巻き起こすための準備だった。

スロースタートで苦労したが、TOR戦でのタフな勝利、キックボール疑惑の
ラストプレイでのスティールからの勝利を得たGSW戦、と活躍を見せ始めたが、
元々のポジションのSGではなく、PGとしての起用が多かった。
ネッツ戦で足首を痛め、3週間欠場となることもあった。
ペイサーズはシーズン中の契約延長に失敗し、この夏のFAとなる。

チームはヒルの残留を望んでいるが、その場合、スターティングPGをヒルにするのか
コリソンにするのかという問題も残る。

DCの怪我で急遽ヒルがスターターとなり、7連勝や4月の11勝1敗スタートなど、
順調だった。しかし、プレイオフに入るとスタートダッシュに成功しても、
セカンドユニットで追いつかれてしまった。
DCがベンチからヒルの様なプレイをしてもそれだけでは足りなかった。

その他の課題としては、ポール・ジョージのオフェンスの機会を
減らしてしまったことにある。PGとしてのジョージ・ヒルはポールのスペースを
多く取りすぎてしまった。

オーランドとのポストシーズン、ヒルはジャミーア・ネルソンにマッチアップしたが、
彼を抑え切る事はできなかった。
レギュラーシーズンではヒルスタートのチームで好成績を収めたが、
マイアミとのシリーズのハイレベルのバスケットボールでは効果が薄かった。
ヒルとコリソンを攻略されてしまったのである。

ヒバートとウエストが抑えられ、ヒルも自身のプレイをさせて貰えず、
最後の3連敗の試合は苦しいものだった。ヒルがスターターとなったことで、
ベンチの層が薄くなってしまったのも原因の一つだった。

Good
スターターとなってから素晴らしい活躍をみせた。それは予想外の起用だったにも関わらず、
期待以上の結果をもたらした。4月のスケジュールに恵まれていたというのもあるが、
彼の活躍は突出していた。

ヒルはチームにここ数年失っていたダイナミックさを与えた。
ビッグショットにも怯えずに、押しが必要な時間に仕事をやってのけた。
彼の終盤のビッグ3PTは珍しいことではなかった。

Not Good
ヒルの好プレイにも関わらず、PGとして見た場合は良い面も悪い面もあった。
幾度となく素晴らしいプレイを見せ、スターターとしてスコアリングガードになってから、
PGとして得点に繋げる事が減ってしまった、シーズンの終盤になると、
ポール・ジョージが二桁のFGアテンプトを放つことが減ってしまった。
今後もコリソンでなく、ヒルをスターターとして使う場合、更なるレベルアップが必要となる。

今後
シーズン中の契約延長にサインをせず、制限付FAとなったヒル。
もちろん再契約を望んでいるが、チームはロイ・ヒバートを最優先としている為、
他のチームのオファーの金額によってはマッチできない可能性も0ではない。
長期のチームプランを遂行する為に失敗はできない。

ヒルは代替が効かないプレイヤーという訳ではありませんが、
それは大きな問題になりません。しかし、昨年の1巡目指名権という大きな代償を
支払っており、1年のレンタル移籍で終わってしまうのは得策とは言えません。
スパーズでのカワイ・レナードの活躍を見れば尚更です。
レナードの成長はSASだからこそ、とも言えますが、ケニス・ファリード、
マーション・ブルックス、イマン・シャンパートと言った優良物件を手にする
可能性もあっただけに、このままヒルを失うというのは大きな損失となります。

インディアナが支払えるレベルのオファーであればマッチに間違いないでしょう。

INDY CORNROWS

11-12シーズン ダンテ・ジョーンズ【NBA_Pacers】

2012年06月11日 11:42

出身:ニュージャージー トレントン 1980年12月27日(31歳)
身長:6-6 体重:225

シーズン当初FAでマイク・ダンリービーが去り、ブランドン・ラッシュも
トレードでチームを離れ、3PTを打てる層が薄くなりました。
ポールがチームにフィットすると、ダンテの時間を削ってポールに
多くの時間を与える様になっていった。

ディフェンス力の欠如の為、2008年にFAでやってきたダンテは次第に
ディフェンスだけでなく、コート上でも外でもリーダーシップを発揮し、
若いチームの成長に一役買った。

今シーズン、SF枠の補強はなく、ダンテは10人目の男としての
ローテーションとなった。序盤のジョージ・ヒルの不調の際には
オフェンスでチームを引っ張ろうとしたが、彼をオプションとした
オフェンスで成功には近付かなかった。

ポールが成長を続ける中、ダンテは3PTシューターとしてチームに
必要な部分を補ったが、チャージングの多さも目立った。プレイオフを
想定した戦いに移ると、ダンテの出番は無くなり、ガベージタイムに
少し出てくるという起用法に変化。それでもベンチからチームを応援しつづけ、
コートから戻る選手を出迎えた。

GOOD
シーズンを通してベテランとしてのリーダーシップを十分に発揮した。
彼のポジティブなエナジーはプレイ中でもベンチにいる時でも一緒だった。
昨シーズンはあまり得意ではなかったはずの3PTだったが、彼のハードワークは
見事な結果を残した。08-09シーズンには4/32という確率だったが、
今シーズンは33/77と数字を上げ、チームのベストシューターの一人となった。

また少ないプレイタイムでも結果を残す努力は人一倍だった。

Not Good
ダンテの苦労は彼が起点となろうと頑張ってもチームには小さな結果しか
出なかった事にある。彼は爆発力のあるプレイヤーだが、それがチームにとってはチ
ームの火とはならなかった。チームにそれだけの余裕がなかった。

今後
来季は4年契約の契約最終年となる。ダンテはチームにポジティブな一面を与えるため、
チームは彼を残すことになるだろう。プレイオフではローテーションに入れずに、
残す事に多少の疑問が残るが、ペイサーズには3ポイントを打てるプレイヤーを
必要としている。それはダンテかもしれない。

使い道はもっとあると思うのですが、コーチが使いたいのはポールでポジションの
被りの為に不遇となっていますね。ダニーとポールはそこそこの時間出ることができますし、
ポールのディフェンスがなかなかのものなのでダンテの能力を補えてしまっています。
応援団長として必要な人材ではありますが、本人にはちょっと可哀想なポジションですね。

INDY CORNROWS


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