西海岸トリップの初戦はLAレイカーズと対戦。
コービーがfluの為、試合前に決断ということでしたが、
予想通り出てきました。このfluというのはいつも悩むのですが、
日本で言うインフルエンザだけでなく、風邪や熱という症状でも
使われるという事でいいのでしょうかね。
インフルエンザだったらチームメイトも対戦相手も感染の
可能性がありますし。とにかく、酷い状態だったことは確かです。
また、レフリーが#17 Joe Crawfordという事に気付き、
どうも嫌な予感がしましたが・・・
第1Q、今日もジャンプボールに負けましたが、ドワイトの
フックをヒバートのナイスDで防ぐと、ウエストからパスを
もらい、ダンク。良いスタートを切りました。
その後も、オフェンスリバウンドからレイアップを決めたり、
プットバックダンクを決める等、非常に良い動きを見せましたが、
ファールトラブルで7分36秒にはベンチへ。
LALはシュートも決まらず、コービーを中心にTO連発で
3分5秒には25-13と12点ものリードを奪う事に成功。
しかし、最後にはしっかりとコービーが決めてきて、25-21。
最後のオーガスティンのレイアップはドワイトにブロックされました。
第2Q、お互いにシュートが決まらず、残り5分になるまで2-4で
29-25とかろうじてリードをキープします。
2分45秒にはポールが3PTを決め、LALはモリスが3PTをミス。
マヒンミのレイアップが決まって36-29とまた少しリードを
広げると、インサイドを中心に点を取り、40-33で前半終了。
前半のFGはINDが36.2、LALが32.5と酷いものでした。
第3Q、お互いにシュートミスとTOはおさまらず、
LALはガソルが不調ということでしたが、ヒバートと同じくらいの
スランプに陥っており、ヒバートはかろうじてディフェンスで
存在感を残しましたが、ガソルは結構残念な事になっていました。
シュートにいってはブロックされ、スティールされてと。。。
INDは残り5分を切ってからヒルがスティールからの
ファストブレイクを決めて53-40とリードをまた広げました。
この時のドライブの位置取りがとても上手かったです。
が、ここでも同じ様にコービーが孤軍奮闘。
一人で7連続得点(3ポイント時のファールを含む)、更に
ウエストがテクニカルを取られて8連続得点で55-50と
5点にまで詰められてしまいます。
ガソルのダンクで4点リードまで来ると、マヒンミのFT2投ミスから
コービーのシュートみすに8個目のTOで、INDがファストブレイクの
チャンスを得ますが、その途中でコービーがテクニカルを拭かれます。
こっちは数的有利で、簡単に2点を加えるチャンスがあったのに、
コービーがそれを見越してか、ジョー・クロフォードの独断か
分かりませんが、流れを止められてしまいました。
結局、ヒルのテクニカルFTで1点追加しましたが、
ヤングがトラベリングを取られて2点が消えてしまいました。
(このオフェンスで2点取る事は可能でしたが、ファストブレイクで
取るのと、相手Dが戻っているのとでは確率に差がでます。)
INDは何とか点を取り続けますが、LALはコービーが3PTに
FTと突き放す事はできませんでした。
61-57というロースコアで始まった第4Qだけで25ポイント。
INDはリバウンドを粘ってグリーンの3PTで64-57。
しかし、9分31秒にヤングがシューティングファールを取られて
文句を言ったのか、テクニカルを取られ、計3点を取られます。
65-62とジワジワ点差をなくしてくるLAL。
こういうパターンに弱いINDですが、
LALもFTを獲得してもコービー以外は外すことが多く、
ヒルがFTをを2本決めて、67-63としました。
しかし、直後にコービーの3PTが決まって遂に1点差。
ランスのショットは決まらず、再度コービーに3PTを
打たれましたがミス。マヒンミがFTを貰って2本決めて、69-66。
ヒルがリバウンドを取ると、前を走ったポールにパスを通し、
レイアップを決めて残り5分29秒で71-66。
タイムアウト後、コービーの3PTは外れ、今度はウエストがFTを
貰います。1本目を決め、2本目は外しましたが、ランスがリバウンド。
そしてウエストが2点を決めて、結果オーライの形で74-66。
ここからガソルへの2連続ファールで4点を失います。
こういった所でもウエストのフラストレーションがたまっていきます。
74-70となり、ポールがファールを貰いましたが、FTを2本ミス、
リバウンドを奇跡的に取ったINDでしたが、ヒルの3PTは外れて
結局無得点。LALはコービーがゴール下に飛び込んできて
ヒバートのファールを貰いながら2点を決めました。
ここでヒバートはファールアウト。最初は好調だっただけに
もう少し頑張って貰いたかったです。
しかし、コービーはこのFTを外し、2点差のまま。
ランスが3PTを外し、ここまでドワイトをなんとか守ってきた
マヒンミでしたが、ここで簡単にゴール下に残してしまい、
ダンクをされて74-74と、2分を切った所で捕まってしまいました。
5分を切ってからここまで3-8とやられています。
ヒルのジャンパーは外れましたが、コービーが10個目のTOで
先にいかれずに済みました。
INDはウエストのチャージングかと思われましたが、デュホンの
ブロッキングを取られてFTを獲得しました。
この時のジョー・クロフォードのダンス。。。
自分が主役になろうとするのを辞めて貰いたいですね。
笛がこの試合を決めたと言っても過言ではありません。
ウエストはこのFTを1本しか決められず、75-74。
LALのオフェンスはゴール下でドワイトに持たれた為、即ファール。
このFTを2本外すことになりましたが、そのリバウンド争いで
マヒンミがまさかのファールを取られます。
これにはボーゲルも激昂。テクニカルを取られずに済んで良かったです。
ここでFTラインに立ったのはメッタ・ワールド・ピース。
ドワイトよりも確率は上がったので、冷や冷やしましたが、
予想外の2本ミスで今度はヒルがしっかりとリバウンド。
時間を使いながら攻め、ドライブからフローターを決めて
77-74としました。が、コービーがここで3PTを決めて77-77。
愕然です。フラフラのはずなのに、ここまでTO10と、
きついはずなのにここ一番で決めるこの精神力。。。
が、追い越された訳ではありませんでした。
下手こかなければ同点OTで済む話。幸い、残り時間は24.5と
こちらが負けないという点では有利でした。
タイムアウト明け、先ほどと同じ様なセットでヒルがボールを
持ちます。ウエストのピック&ロールではなく、
ポールが駆け抜け、ウエストも抜けて、ヒルがそのままゴールへ
向かい、ドワイトの高いブロックのその上をいくレイアップを
放りました。リング上でポンポンと跳ねて、マヒンミが
手を出しそうになりましたが、耐えてボールはネットへ。
残り0.1秒を残してこの上ない最高のショットを決めました。
ドワイトがいるので、ウエストのミドルという選択肢も
あったと思いますが、フラストレーションを考慮したのでしょうかね。
ショットを決めた後、ウエストとヒルがいつもはあまり見せない
笑顔を見せました。そして、ここまで書きませんでしたが、
この試合、白スーツ姿のダニーがベンチにいました。
膝を痛めているにも関わらず、最後は立って応援し、
チームメイトがコートに出ないように抑えながら観戦。
そしてヒルがショットを決めた時には、ぎこちない歩き方で
チームメイトを祝福しにいきました。
ヒルがダニーの姿を見て勇気づけられたと言っていましたが、
それがこんな形でプレイにも現れたようで嬉しいです。
IND 79 - 77 LAL
18997人
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