今日はここの所不調のニューヨーク・ニックスとMSGで対戦。
タイソン・チャンドラー、フェルトン、アマレが欠場。
開始5分で13-0のランを仕掛けられ、第4Qの残り5秒までは
今日の試合に関しては「FT」の一言で終えるつもりでした。
ホームでの連敗を止めたいNYKは気迫が違い、
酷いゲームをしていたINDが何とか追いつくのですが、
その度にまたリードを奪われてしまいました。
特にメロ対ポールはポストで全く守れず、やられ放題。
IND自慢のフロントコートも仕事をさせてもらえず、
どちらがディフェンスチームなのか分かりませんでした。
終盤、ヒルはFTを貰いますが1/4と低迷。
何故か3PTは決めますが、それならFTも決めて貰いたい。
ポールも1/2と決めきれないでいると、残り9秒にメロが
FTを2本決めて86-89。ラストプレイにかけることになりました。
この前のプレイはINDはリバウンドを取り、時間もあったのですが、
ヒルが2本の3PTをミス。ボーゲルもタイムアウトを取らないという
地獄のような時間でした。
INDのラストプレイ、ポールがボールを持ち、3PTを放つと
シャンパートにシューティングファールが吹かれます。
これまた微妙な判定でしたが、試合後、マイク・ウッドソンHCは
「ビデオで確認したが、イマンは肘を触っていた。正しい笛だ。」
とコメント。
INDファンから見ても微妙な笛でしたが、ここまでFTを外して来ている為、
あまり期待していませんでした。
しかしポールはこの3本を決めきったのでした。
タイムアウト明け、NYKはメロがミドルレンジから打ち、
JRがチップインを狙いますが外れてオーバータイム。
延長戦にもつれ込むことになりました。
OT、両者共にミスをすると、カーメロのレイアップをヒバートがブロック。
その後のオフェンスでポールが3PTを決めて92-89としました。
ここからまたミスが続き、メロがフックを決めると、ポールが
プルアップジャンパーでお返し。
ケニオン・マーティンがミスをすると、ポールがドライブにいって
バルニャーニを6ファールで退場させます。このFTを2本しっかり決め、
リバウンドに行ったヒバートをマーティンが押した事で笛。
ヒバートがFTを1本決めて97-91とリードを広げました。
この後、メロがフェイダウェイで30点目を決めますが、
ポールもフェイダウェイで35点目を決め、更にメロで攻めますが
ウエストがブロック。NYKがボールを拾い、JRが3PTを打ちますがミス。
ヒルがファールを貰ってFT2本、シャンパートの3PTが外れ、
最後はヒバートもFTを2本しっかり決めて安全圏へ。
JRは終了間際に3PTを決めてきましたが、その前に決められなくて良かったです。
微妙な判定があり、素直に喜べませんが、延長でのポールの
活躍はまさにエースそのものでした。
それまでの過程は修正点も多いですし、FTさえ決めていれば
楽な展開に持って行けた可能性もありました。
NYKは連戦でしたので延長は厳しかったかもしれません。
ポールはディフェンスが良いと言われますが、メロやレブロンの
ポストを抑えるのは無理ですね。そこはヘルプだったり
チーム全体で抑えなければなりません。
IND 103 - 96 NYK
19812人
ポール 49min 35pts(12-26) 5reb 4ast 5stl
ヒル 43min 23pts(7/18) 8reb 3ast
ランス 42min 9pts(3/10) 9reb 5ast
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ちなみに今日のレフリーは17番、ジョーイ・クロフォードでした。