ロイ・ヒバートとAREA55【NBA_Pacers】

2013年11月29日 17:55

現在、twitterでは(自分を含め)ジェイソン・キッドの"Hit me!"ネタが
流行っているので、感動的なお話を提供してくれたヒバートとAREA55の話を紹介。

サクラメントにLee Eddinsというペイサーズファンの少年がいました。
特にロイ・ヒバートのファンだったそうですが、2年前の夏、少年は
白血病と診断されてしまった。

彼の願いは当時刑務所にいたロイド・メイウェザーに会うこと、
そしてヒバートに会うことだった。

ヒバートは少年の事をほとんど知りませんでしたが、そのことを知り、
ペイサーズファンの彼の為にその夢を実現させてあげようとしました。

今から15ヶ月前、少年に会いに行こうとしていた時、
BLFの駐車場で彼が亡くなってしまったという知らせを聞きました。
しかしヒバートは予定を変更せずにサクラメントへ飛んだのでした。
彼の家族をサポートする為に。
その時の事をヒバートは今でも忘れていません。

今年の9月、ヒバートはインディアナ血液センターと提携し、
骨髄ドナー登録のキャンペーンを行いました。
ヒバート主催の応援エリア、AREA55の大多数はこれに賛同し、
このイベントをサポートしました。

その中に今回の話の主役、Colin Lott (22歳)がいたのです。

コリン
「ロイをサポートしたかっただけだよ。
 彼にとって重要な事はAREA55にとっても重要な事だ。」

その時、コリンは後に自分が特殊な体験をするとは考えていなかった。
今週の月曜日、彼は幹細胞移植のために午前8時にびょういんにいた。
コリンがマッチテストを受けるのはこれが初めてではなかったが、
実際に移植できる程の一致となったことはなかった。

そして今回は、また別の患者へのテストだった。
「2ヶ月前にダメだったんだけど、病院にまた呼ばれたんだ。」

身体検査にパスし、腕から幹細胞を取り出す為に
4日間、1日2回の注射を受けた。

コリン
「まさかこんな事を体験するとは思ってもいなかったよ。
 神が与えてくれたこの機会に感謝している。
 ロイが動いていなかったら、自分からは何もしなかっただろうしね。
 リーの死が変えたんだ。それは自分にとっても大きな事だし、
 誰かの命を救う可能性があるんだ。実際にドナー提供で
 命が助かるというのは頻繁には発生しないんだけれども。」

コリンは幹細胞移植から12時間もしない内に、月曜日の
ペイサーズの試合を観戦に行った。全て上手くいき、彼も健康だった。

ヒバートはAREA55発足のシーズンにコリンを見つけた。
彼は骨髄バンクや、それをサポートするAREA55のメンバーを
誇りに思っている。全てはLee Eddinsへの想いだ。

リーの母親はヒバートの行動からコリンがしたことを聞いた際に涙した。
彼女は「ロイが活動を続けてくれているというのはバスケットボールを
越えた目的だと思う」とPacers.comにメールを送った。
「私の息子の死を通して、ロイが大きな何かを感じてくれた。
 彼はサクラメントに住んでいる訳でもないのに、彼の行動と戦いは
 良く知られています。ロイと私たち夫婦は本来見知らぬ者同士でしたし、
 多くを話す機会もとれません。
 しかし、彼は息子の事を今も真剣に思ってくれていて、彼に大きな
 変化を与えた事は私たちにとってどれほど大きな意味があるでしょうか。」

ヒバート
「これらの活動に関して自分の名前を付けようと思ったことはないよ。
 しかし実際にこういう動きが生まれた事には非常に感動している。
 彼の写真を今も財布にいれているんだ。いつも一緒だよ。」

会ったことのない少年がヒバートの心を動かし、
実際に人の命を救うことになるかもしれません。
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ヒバートだけが特別という訳ではありませんし、表には出てこない
こういった話はいくつもあると思いますが、バスケを通じて
人助けに繋がるとは素晴らしい話ですね。

AREA55のメンバーも応援だけでなく、様々な面でヒバートを
サポートしようという設立当初の思惑以上のグループに
成長しているようです。

Hibbert Touched by Young Cancer Victim,
 Teams Up with Area 55 Members to Help Save Lives


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