2013年12月03日 16:37
対戦がありました。今日は他の試合も熱戦が多かったようですが、
この試合も最後まで見せてくれました。
良いところがあったとはいえ、敗戦なのでざっくりと書きますが、
・序盤のリードを守れなかった(突き放せなかった)
・終盤追いつかれてリードを広げられる間、ヒルのセレクションの悪い
ショットが多かった。特に何の工夫もしないスクリーンからの
3PTはダメでしたね。5点ビハインドでしたし、確実に2点を
取りに行くべきでした。
・第2Qにはオルドリッジとミドル合戦を演じたウエストが
後半ほぼ穴に。シュートも入らず、ディフェンスでは何度も
LA12に抜かれてヒバートがファールを吹かれて急所を蹴られるという
結果に。(2回)
・悪いランス。
プレイ的にも態度的にも。ファールアウトでイラッとして
机を叩いたシーンがありましたが、テクニカルを吹かれなかったのは
奇跡でした。まぁファール取られすぎだとは思いましたが。(FT17対33)
・ポールが残り3分で5本の3PTを決めるという追い上げを見せましたが
少し遅かったですね。LAはミドルもFTも落とさず、96-98とした
場面ではリラードにチャレンジ3PTを決められるという結果に。
ポールがタフ3PTを決めた後だったのでダメージがでかかったです。
ポールはその後にも3PTを決め、インバウンズをヒルがスティールして
再度ポールが打つという、まさにレジールックの場面でしたは
これは外れてしまいファールゲームへ。リラードに2本決められます。
タイムアウト明け、ポールの3PTはブロックされましたが、
ヒバートが拾って再度ポールに渡すとここでも3PTを決めて102-105。
・最後はバトゥームがFT1/2でしたが、万策尽きてここまででした。
第2Qにはスコラも点を重ねたりと、良い場面はあったのですが、
やはりスターターを下げた時の落ち込みが酷い。今日はランスが
全く何もさせて貰えなかった為、その分の穴が大きかったです。
点数ペース的にもPORのものでしたし、最後のポールの
バカ当たりが無ければあっさりと敗戦した試合ではありましたが、
最後まで諦めないその姿勢は見ていて熱かったです。
東西1位対決にふさわしい盛り上がりを見せたのではないでしょうか。
それにしてもLA12のシュートの軌道は綺麗ですし、今日は
本当に正確でしたね。ウエストとは身長のミスマッチがあり、
ヒバートを付けても動きで翻弄されるので、調子の良い時の
彼を止めるのは本当に難しいです。
それに加えてリラードだったりモー・ウィリアムズだったりと、
ウエストが黙ってしまったINDでは力が足りませんでしたね。
この試合は両チーム共にFTの確立が高く、特に終盤もPORが
ミスしなかったので追いつけませんでした。
IND 102 - 106 POR 19023人
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ニコラ・バトゥーム
「彼のやりたいようにやられてしまった。ショットを決められた。
彼はトップ5にはいるプレイヤーだと思うよ。これまでのMVPと
言ってもいい。頑張って抑えようとしたのに何度もタフショットを
決められた。彼は素晴らしいプレイをしたが、我々が勝てた。」
昨日のLACK戦の終盤にオフェンス面で何もできなかったポール。
悔やんでいたそうですが、今日は見事に仕事をしました。
勝利には足りませんでしたが、キャリアハイの43ポイントは圧巻でしたね。
まだOKCやSASといった強豪との試合が控えています。
一喜一憂せずにまずは一試合ずつ取り組んでいって貰いたいです。