2014年05月16日 23:59
このシリーズまだ負けていないワシントンD.Cでゲーム6に挑みました。
INDは出だしから良好で両チームともフロントコート陣が点を取ります。
不調の続いていたランスもこのQだけで9点と乗っていました。
29-23で迎えた第2Q、ランスのファストブレイクのダンクが決まって
39-27までリードを広げると、その後も最大15点まで広げ、52-40で前半終了。
昨年のATLでのシリーズで見せた様なヒバートのリムに向かって行くダンクが
出たり、ランスもゴール下へよくアタックしました。
第3Q、ポールとウエストがジャンパーを決めて56-40とし、
このまま行けるかと思いきや、WASが11-2のランを決めて7点差に詰めてきます。
両者ミスが続いた後、ウエストがリバウンドからタッチダウンパスで
ランスのダンクが決まり、ランがストップ。
ウエストが決めればネネも決め、更にウエストが決めても
ゴータットが返してきます。すると、クロックギリギリでヒルが3PTの
掩護射撃。ヒバートのFTで69-55と一度立て直しに成功しますが、
ここからWASが8-2のランで71-63となります。
第4Qに入っても4点連取され、71-67。
スコラがうまくレイアップを決めますが、ビールのジャンパー、
ウォールのドライブで2点差とされると、ヒバートが取ったオフェンシブリバウンドを
ビールにスティールされ、そのまま持ち込まれて3PT。
ここにきて逆転されてしまいました。
このままズルズル行くか心配でしたが、ウエストがステップバックジャンパーを
決め、ウォールはミス。更にウエストがもう1本決めて77-74。
昨年カンファレンスファイナルを決めた試合ではランスの躍動に
感動しましたが、今年はウエストでした。
ビールとゴータットが外し、今度はそのランスがレイアップ。
その後3点差にされますが、ポールがアリーザのチャージングを引き出し、
自らゴール下まで切り込んでレイアップ。
これが今日9点目でしたが、大きなポイントでした。
WASがシュートを決められない中、ウエストとヒルが決め、
一気に畳み掛けました。クロージングに定評の無いINDでしたが
今日は素晴らしかったですね。ビールの一発が目を覚ましてくれました。
あそこから試合終了まで20-6のランを決め、無事に逃げ切りました。
試合が終わり、両者が挨拶し、健闘を称えました。
元チームメイトのアリーザとウエスト、ビールにはポールやボーゲルが
少し長めに話しをしていました。OKC-LACの終戦の様子も見ましたが、
WASの人達は本当に素晴らしかったですね。
ベンチで悔しがるビールを慰めるゴータットやキャセールなんかも
今後に繋がる何かを感じました。
ポールはディフェンスに手一杯だったのか、オフェンスがガス欠状態でしたが、
ランスの復調と、スーパーエースウエストがチームを引っぱり、
またMIAと対戦する権利を得る事ができました。
すんなり進んだMIAと苦労してようやく辿り着いたIND。
今日はWASのファストブレイクポイントを10に抑え、
ディフェンスもキレが戻った様に見えました。
自分達のプレイを取り戻せているといいですね。
昨年、勝ち上がりが決まった際には変顔を披露してくれたウエストでしたが、
今年は穏やかな顔をしていました。
IND 93 - 80 WAS 19502人