2016プレイオフの一番最初の試合に組まれたペイサーズvsラプターズ。
前半は両チームのエース達がなかなか酷い出来で、マヒンミが
ファウルトラブルという厳しい展開でしたが、ターナーがブロック量産。
2点ビハインドで済みました。
ハーフタイム中にフィルムを見て修正をしたというポール・ジョージが
第3Qに17点と復活。マヒンミのファウルトラブルは続きましたが
TORもヴァランチュナスがファウルトラブルでした。
エースの復活したINDとは逆にデローザンもラウリーも沈黙したまま。
ベンチから出てくるコーリー・ジョセフの方がやっかいでした。
そして第4Q、ポールのアイソレーションからのポイント、
ターナーへのゴール下へのパスでリードを広げ、
終盤に10点ものリードを奪いました。
こういう展開に弱いINDでしたが、プレイオフの初戦を
取れないTORのジンクスもなかなかのもので、試合はそのまま
INDが勝ちました。
ポールが33ポイント、4リバウンド、6アシストと
文字通りエースの働き。オフェンスでもディフェンスでも
デローザンを制してくれました。
モンテ、ヒル、ターナー、ソロモンが
二桁得点とこの上ないスタートを切れました。
なかでもソロモンのFT10/10はすばらしい。
100%ということよりも10本もFTを打った事、
ヴァランチュナスからファウルを奪えた事は勝因の一つでした。
ターナーも初プレイオフながら10ポイント、5リバウンド、
5ブロックとマヒンミの穴を見事に埋めました。
まさか初戦から26分も出場できるとは。持ってますね。
TORはエース二人がこのままずっと不調ということはないでしょうし、
ヴァランチュナスとビヨンボのインサイドはやはり脅威。
ポール以外にもっと活躍できる選手が出てこなければ
記念の1勝で終わる可能性もあります。
失うものは何もない下位シードでの出場なので
精一杯頑張ってもらいたいです。
IND 100 - 90 TOR