ルパンの消息 / 横山秀夫

2012年01月18日 12:23

読み終えたのが1ヶ月前で既に詳細は飛んでしまっていますが、
横山秀夫氏の「ルパンの消息」を読みました。

あらすじ
 十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。
 警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。
 当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。
 捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である
 三億円事件までもが絡んでくるのだった。
 時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。

 
時効まで24時間なのにここまで動くのか、という事は置いておき、
徐々に明らかになっていく感じは面白いです。が、やはり、
この設定は無理に1日じゃなくてもよかったんじゃ・・・と
思えてしまいますが。

喜多芳夫(きたよしお)という小日向文世が演じていた喜多善男と
文字違いということで勝手に懐かしさと共に読みましたが、
竜見の台詞がどうも気持ち悪い。時々お姉言葉の不良とか
ますます気持ち悪かったです。


雰囲気は第三の時効に近いでしょうかね。
あちらは7日間だったと思いますが、そちらの方が現実味があります。

以下ネタバレを含む感想。
不良がテストの為に学校に忍び込んでまで答案を盗むか、とか
そもそもテスト前日に用紙を校長室の金庫にしまうか、とか
微妙な所はあります。

が、それは設定として納得してしまえばなかなかの面白さです。
タレコミ元も判明しますし、その繋がりもまた見事に作られています。

途中で怪しいなと思う人物も出てきますが、どんな理由で
何故死体を動かしたのか。最後はそっちかいとビックリ。

これ横山さんの処女作だそうですが、見事な出来ですね。
これまでにも数冊読んできましたがはまりそうです。
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