2012年03月23日 12:17
初戦はワシントンに乗り込んでウィザーズと対戦しました。
と、その前にINDはFAのウクライナ人センターのキリーロ・フェセンコと
シーズン終了までの契約を結ぶことになるようです。
BOSも名乗りを上げていたようですが、INDのキャップスペースの余裕が
有利に働いたようです。ジェフ引退と共に新しい7フッターの加入。
これは嬉しいです。
さて、今日の試合です。
スタートは4-5とお互いミスなしで進みました。
その後、WASだけはノーミスでシュートを決め続け、7分46秒には
6-17とあっという間に二桁得点差にされてしまいました。
さすがにWASもパーフェクトではなくなりましたが、INDは
シュートが悉く外れる中、高確率でシュートを決められ、
残り2分には14-30とダブルスコアに。INDはセカンドユニットを
投入しても前の試合のような爆発は起こらず。
18-34で第1Qを終えることになりました。
第2Qはどちらのシュートも決まらなくなり、5分47秒に19-40と
ダブルスコアをキープされていました。直後にコリソンが3PTを決めて
22-40としましたが、第2Qは31-51と20点ビハインドで終わりました。
第3Q、10分3秒にトレバー・ブッカーのダンクが決まり、36-55。
ここからポールのFT決められて2本、ダニーのレイアップ2本と3PT、
ヒバートのティップショットがきまり11-0のランで47-55と
8点差に迫りました。4分26秒にジョン・ウォールが決めてまた
10点差にされましたが、ヒバートのフック、ヒバートがスティールして
DCがレイアップを決め51-57。と徐々に点差を詰めたのですが、
残り2分からケビン・セラフィンにジャンプショットとアリウープレイアップ
を決められ、更にウォールにFTを与えてしまい1/2。55-66と
再び11点差にされてしまいましたが、ハンズブローがFTを2本決めて
57-66で最終Qへ。
第4Q、セカンドチャンスを与えてしまい、セラフィンのフックで57-68。
INDはアマンドソンのレイアップとファールを貰いましたがFTはミス。
ウォールの3PTをヒルがブロックし、結果24秒バイオレーション。
その次のオフェンスでINDはダンテがバルボサからのパスを受けて3PT。
更にINDはオフェンスリバウンドを粘り、ブローがFT2本を獲得。
2本決めて64-68と4点差にすることに成功しました。
WASはネネがFTを2本とも外し、バルボサがランニングジャンプショットを
決めて66-68。お互いに点を決め合い、7分13秒にウエストが13点目となる
ジャンプショットを決めて70-71、遂に1点差に迫りました。
が、ここで時間ギリギリ使われてシングルトンに3PTを決められ、
DCのパスミスからファストブレイクでウォールにダンクをかまされ
70-76と逃げられてしまいました。
残り6分を切り、チャンスはあると思いながらも、序盤の
INDの不調とWASの好調が頭をよぎります。INDはリバウンドを
粘り、ヒバートがファールを貰いますがFT1/2で71-76。
お互いにミスをした後、ヒバートがフックを決めて73-76。
ここに来てヒバートの動きがキレはじめました。更にINDは
スティールに成功するもののファストブレイクにはならず、ポールの
3PTもミス。シングルトンにレイアップを決められて更にファールが
あり3ポイントプレイを献上してしまいました。
しかしヒバートの気持ちがまだ切れておらず、再びフックを決めて75-79。
ジョーダン・クロフォードにFT1本決められた後、ポールのバッドパスで
TOとなりましたが、ヒバートもスティールをしてダニーのレイアップに
繋げて77-81。ネネがレイアップを決めて2分32秒で77-83。
徐々に厳しくなって来ましたが、ここでもヒバートがフックを決めます。
4点ビハインドの状況でWASに24秒バイオレーションでTOをさせます。
ダニーがドライブしてFTを貰い2本決めて81-83。
1分20秒、クロフォードの3PTが外れ、INDはポールが3PTを打ちましたが
ミス。しかしウエストがリバウンド。ポールがほぼ同じ位置から3PTを
打ち、今度は決めて残り1分1秒で遂に逆転。
カメラがポールを映していると、ディフェンスに戻ったポールが
オフェンスに戻る姿が。なんとネネのインバウンズをDCが
クラッチスティール。ボールを保持し、時間を使います。
35秒にヒバートがシュートを打ちましたがミス。
しかしウエストがリバウンドを取り、再度INDポゼッション。
時間を使って苦し紛れに打ったDCのシュートは外れましたが
更にウエストがボールを弾いてボールはDCの元へ。
残り9.5秒、DCのFTは1/2で85-83となりました。
タイムアウト後、WASはウォールがフリーでのシュートを試みますが、
INDディフェンスがうまく対応できました。一度3ポイントラインに
戻ったあと、再びドライブしてシュートを打ち、これがネットに
吸い込まれましたが、ブザー後のシュートでした。
前半はWASの好調とIND全員がシュート不足とTOの為、
最大22点ものリードを奪われましたが、後半からはそれぞれが
活躍し、見事な復活劇で勝利をものにしました。

INDはスティールしてもファストブレイクが決まらず、
70-71と迫った場面でも痛恨のミスをしてしまいましたが、
流れを切らずに最後の1分は奇跡的な展開となりました。
3PTを決めたポールもお見事でしたが、残り1分から相手に
1ポゼッションしか与えなかったのが素晴らしかったです。
・デビッド・ウエストが残り70秒で3つのオフェンスリバウンド
・ポール・ジョージの勝ち越し3PT
・直後DCの値千金のインバウンズスティール
これには痺れました。
ジェフもインディアナでこの勝利を喜んでくれているでしょうか。
Pacers 27-18
FG% 31/74(.419) 3PT 4/18(.222) FT 19/28(.679)
40reb 17ast 13stl 16TO 3blk
D.グレンジャー 16pts 4reb 3ast
D.ウエスト 13pts 4reb 4ast 3stl
R.ヒバート 19pts 9reb
P.ジョージ 13pts 5reb 3ast 4stl 4TO
D.コリソン 6pts 4reb 5ast 3TO
Wizards 11-35
FG 30/71(.423) 3PT 5/18(.278) FT 18/23(.783)
35reb 19ast 10stl 14TO 3blk
C.シングルトン 16pts
T.ブッカー 8pts 7reb
ネネ 6pts 5reb
J.クロフォード 21pts 3reb 5ast 3stl
J.ウォール 16pts 4reb 9ast
ベンチからルーとブローが5リバウンドずつ。ベンチパワー炸裂とは
いきませんでしたが、ダンテの3PTで繋ぎましたし、こういう試合でも
結果勝てたのは大きな価値があります。
もうちょっとファストブレイクの成功率を上げて
TOも少なくして貰いたいですね。
ウォールのショットが時間切れで助かりました。
実質決めているのでやはり恐ろしい選手です。
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最後のポールのウォールに対するディフェンスを
「時間を使わせることに成功」という評価になりそうですね。
ポール・ジョージ
「運が良かった。彼が時間をかけてシュートを打ってくれた。
白旗を揚げる必要はなかった。何度もくじけそうになったけど
これが我々の力なんだ。」
ロイ・ヒバート
「(DCは)時々魔法を使ったかのように現れるんだ。
いつもの様にディフェンスに戻っていたんだけど
またオフェンスに戻る事になっていたよ。
(ウエストについて)彼は指を脱臼(捻挫ではなく?)していたんだけど
ボールを弾きだしてくれた。彼の気持ちの強さだよね。
彼のリバウンドが今日の勝利を大きく呼び寄せたね。」
フランク・ボーゲル
「試合の最後のディフェンスとしてはベストだった。
相手にボールを渡さない。」
ジョン・ウォール
「なんとかシュートチャンスを作ろうとしたんだけど
それをするだけにスペースがなかった。
後半になるといつも停滞してしまう。動けないんだ。
悪いシュートセレクションが多かったようにね。
最後、全てのリバウンドが相手に渡ってしまった。
ボールを取れない事にフラストレーションが溜まったよ。
彼らのリバウンドとボールを弾き出す素晴らしい仕事だったね。」
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