2012年11月20日 12:55
ワシントンD.Cと言えばジョージタウン大のある場所。
なんとしてもヒバートには頑張って貰いたい所でした。
第1Q、ジャンプボールはいつものように負け、
ベセリーに決められます。ペイサーズは最初のオフェンスを
ヒバートのフックで攻め、これを決めます。
その後もヒバートtoポールのバックドアが決まり、更に
ヒバートからパスを受けたポールが3PTを決めて7-2と
良いスタートを切りました。
オフェンスもディフェンスも良い流れを作ることができ、
残り4分23秒にはヤングの3PTが決まって24-7と一気に
リードを広げました。
が、ここでグリーン、マヒンミらを投入すると、流れは止まり、
D.J.投入で相手に点を決められはじめ、28-13とそこからが
伸びませんでした。
第2Q、そのD.Jがレイアップを決め、グリーンも6点目となるジャンパーを
決めましたが、どうもセカンドユニットは単発のオフェンスで
すぐに打ちたがります。しばらく無得点状態が続き、32-17に
なった所でヒバートとポールを戻します。ウエストやヒルが
得点を取りますが、流れを失い、相手に渡してしまった為、
リズムが崩れます。1分42秒にはジョーダン・クロフォードの
3ポイントプレイで46-39とあれだけあったリードがたったの7点に。
両者ともに笛を吹かれすぎで、ファールのかさむ12分でしたが、
50-41となんとかリードを保って前半終了。
今日はヤングの調子がそこそこ良く、ディフェンスでもよい所が
ありましたし、すごいと噂のポンプフェイクもたくさん出てました。
が、一回トラベリング取られましたね。
第3Q、ここでもヒバートのフックで攻めて早くも11点にのせます。
その後もドライブにいってFTをもらったり、積極的でした。
ベセリーに3ポイントプレイを決められた後は、ウエストが
お返しの3ポイントプレイ。ポールtoウエストの見事なボールムーブからの
得点もあり、また流れを掴みはじめます。
WASがオフェンスリバウンドを取り続けて、長いディフェンスの
時間となるシーンがありましたが、最後はヒバートのブロックで締めました。
その後もフロントコートを中心に攻め、5分8秒にはマヒンミの
フックで69-49と再びリードを広げました。
ブラッドリー・ビールの3PTとリビングストンのジャンプショットで
5点詰められた所でタイラー、D.Jを投入。
すると、なんということでしょう。
先ほどの5点も合わせて16-0のランを食らい、69-65と
リードがたったの4点になってしまったではないですか。
ポールも出ていましたが、シュートミスにTOが続き、
D.Jはチームをまとめる事も出来ずに71-67と貯金を
食いつぶして最終Qへ。
第4Q、ウエストがいきなりのアンド1で74-67。
次はヒバートのチップと、ここでもフロントコートが活躍。
って、第4Qの頭からスターターが出てるって緊急事態ですよ?
どれだけ控えが使えないか。これは非常にまずいですね。
その後、ビールに3本のFTを与えてしまい、また4点リードと
なりましたが、8分57秒にグリーンの3PTが決まって82-74。
しかし直後にビールに3PTを返され、リビングストンのジャンプショット
が決まって82-79とジワジワ攻めてきます。
ヒルの3PTが外れた所、ヤングのプットバックレイアップ、
もう一本の3PTが外れましたが、今度はウエストがチップで86-79。
今度こそ勢い復活かと思われましたが、シングルトンに決められて
5点差、その後、またWASのオフェンスリバウンドが大量発生し、
最後はケビン・セラフィンにダンクを決められて86-83。
お互いにシュートをミスした後、3分30秒にまたしてもシングルトンに
やられて86-85とリードがついに1点になってしまいました。
ここからのクラッチタイム、WASを黙らせたのはウエストでした。
ウエストがミドルを決めて、WASのシュートが外れます。
2分5秒にはまたしてもミドルを沈めて90-85とリードを
5点に増やします。
ビールのショットをヒバートがブロックしましたが、ヒルがTOで
トレバー・ブッカーにファストブレイクのダンクを決められて
90-87へ。そしてここで点を決めたのが、ここまで苦しんでいた
ヒバート。ヒルが引っかき回してウエストにパス、そこから更に
パスを貰ったヒバートがフックを決めて92-87。
最後は36秒にウエストが再びジャンプショットを決めて、
その後はファールゲームとなり、試合終了。
良い所、悪い所、全部が出ましたが最終的には勝てました。
WASへの初勝利プレゼントとならずに済みました。ウエスト様々です。
そしてヒバートお帰り。この二人が頑張ってくれたおかげで
バックコート陣がグダグダだったこの試合も取る事ができました。
IND 96 - 89 WAS 14426人 Photo Movie
FG 34/70(.486) 3PT 3/19(.158) FT 25/29(.862)
8/36=46reb 20ast 5stl 20TO 10blk
P.ジョージ 6pts(2/7) 5reb 3TO
ファールトラブルにテクニカルと勢いにのれず。
オフェンスもディフェンスもちょっと乱れ気味でしたね。
開幕からの連続二桁得点も11で切れてしまいましたが、
ヤングが頑張ってくれたおかげで休めたと思うことにしましょう。
D.ウエスト 30pts(10/14) 8reb 3ast 4blk
36分と酷使してしまいましたが、不調から脱出。
クラッチ時のミドルの安定感は抜群でした。
そしてなによりもFT10/10。レフリーが笛を
吹きすぎの試合でしたが、パーフェクト。
R.ヒバート 20pts(8/10) 12reb 3ast 4blk
自分で攻めて良し、パスして良しと、良いときの彼でした。
ヒバートからオフェンスをはじめられるとやはり違いますね。
不調の時はボールが止まるだけですが、今日は違いました。
L.スティーブンソン 2pts 3reb 4ast
FG自体を1本しか打てませんでしたし、目立つことは
ありませんでしたが、16分で4アシスト。苦しい中でも
最低限の仕事はしてくれました。
G.ヒル 12pts(2/11) 3reb 5ast
シュート不調、特に3PTが0/6は気になる所ですが、
FT8/8はこちらも改善がみられました。
S.ヤング 9pts 8reb
3PTを打ちすぎで1/6はいただけませんが、重ね重ね
ごめんなさいをしないといけませんね。ディフェンスで
良いところを見せてくれました。そしてポンプフェイク(笑)
プットバックもあり、8リバウンドはお見事。
35分も出場しましたが、他が休めたのでいいことです。
G.グリーン 9pts
ほとんど目立っていませんが、終盤の3PTはナイスでした。
ヤングに時間を取られましたが、16分強で9ポイントなら
合格点でしょうかね。基本自分で持って、自分で打つという
今日のプレイだったので、チームとしては微妙だったかも
しれませんが、D.JがPGとして機能してくれさえすれば、
といった所も関係してくるかもしれません。
Wizards 0-9
FG 31/87(.356) 3PT 4/17(.235) FT 23/31(.742)
14/22=36reb 13ast 10stl 10TO 2blk
T.アリーザ 6pts 5reb
J.ベセリー 5pts
E.オカフォー 1pts
J.クロフォード 11pts 3reb
A.J.プライス 8pts
K.セラフィン 13pts 3reb
B.ビール 18pts
S.リビングストン 10ppts 4ast
そういえばback-to-backだったのですね。
昨日のNYK戦は早い時間だったので忘れてました。
昨日の夜の11時半にボーゲルはヒバートに電話をしたそうです。
そこでヒバートは「今日はやってみせる」と決意表明。
見事に応えました。
ロイ・ヒバート
「彼は今まであった中で一番ポジティブなコーチだ。
夜の11時半に電話をくれるなんてビックリしたけどね。
彼は電話で、自分を常に信じていると伝えてくれた。
ほんとうにありがたかったよ。」
フランク・ボーゲル
「我々は彼を必要としている。彼もその事を知っているし、みんな
彼を信じている。」
そうなんですよね。負けが続いて忘れていましたが、
ボーゲルとプレイヤーの信頼関係ってかなり厚かったんですよね。
うかつに解雇したらもっと酷いことになるかもしれません。
ダニーもチームボーゲルの一人ですし。課題はまだまだありますが、
今のINDで強くなれたら最高ですね。
また、昨夜は両親と一緒に過ごしたそうで、今日も観戦に来ていたそうです。
ヒバート
「(両親が)目に入ったよ。母親は騒がしかったね。」
ウエストも、シーズンは長いし、浮き沈みはあるもの。
チームとして彼を支えつづけるよ、と嬉しいお言葉を残しています。
しかし、勝ったものの、課題は未だ多く残ります。
TOが20-10とダブルスコアで今日もFGを17本も多く
打たれています。結果的に外してくれたので勝てましたが、
本来は解消していておかしくない試合になるはずでした。
また、親分が復活した中、給料泥棒子分二人は今日もリードを
食いつぶすという相変わらずな一面を見せています。
マヒンミ 14分 2pts(1/3) 2reb 3TO -14
オーガスティン 15分(1/5) 4pts 1ast -16
マヒンミはいい動きで取った2点はありましたが、基本的に
ボールが手につきません。いつもボールを見失います。
15分位の出場で毎年4Mもらえておいしいですね。
D.Jに関しても改善がみられず。第2Qの最後にファールを貰って
FT2本決めたのは良かったですが、その他は全く駄目。
彼も15分程度で今年3.5Mを稼ぎます。
良い商売ですね。来年はないと思いますが、彼が抜けたボブキャッツが
今年好調のバックスを破りました。言いがかりに過ぎませんが、
本当にD.Jが疫病神なのでは?と思える程の浮き沈み。
そういえばオブライエン時代にもMDJとマーフィーがコンビを組むと
プレイオフに出られないとかいうネタがありました。実際に
コンビ解消でINDはプレイオフ出場となったので、あながち嘘でもありませんが
こういうジンクスネタになってしまうのは嫌ですね。
その後、MDJのMILでの活躍を見ると、彼は怪我も重なったし、
INDではダメだったけど、良い選手だったんだな〜と思います。
バスケIQは高いですしね。ディフェンスが穴と言われましたが、
いざ敵となってみると、あのシュートは怖いです。
と、何故か昔話になりましたが、今日はなんとか勝利。
ひとまず喜びたいと思います。
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コメント
mt | URL | -
ヤングさん…(泣)
ディフェンスにスティール、苦しいところでのOR、いい仕事してくれました。
ランスと仲良さそうなのもなんか微笑ましいです(笑)
DJに関しては今の所一年契約でホントに良かったって感じです。グレンジャーが戻って来たらランスにポジション奪われるでしょうね
( 2012年11月20日 18:17 [編集] )
31Iscream | URL | gZ7cPoAA
> mtさん
今日はポンプフェイクを多用していて、これがヤングの必殺技か〜とか
思っていたらトラベリング取られたので呆然としましたが。。。(笑)
プットバックはよくやってくれましたね。ポールに代わってリバウンド8と
頑張ってもらいました。
D.J.は今の所完全に外れですね。本当に1年で良かったです。
マヒンミは4年と長いですが、ルーも昨年の序盤は酷いこと続きだったので
もう少し待ちたいと思います。
( 2012年11月20日 18:24 [編集] )
トガイソーjr. | URL | s3HguPI.
Re:Welcome back Roy!:Game 12 @ウィザーズ【NBA_Pacers】
>すると、なんということでしょう。
不謹慎ですが爆笑してしまいましたw
劇的before/afterでしたね しかもafterで悪化という・・
相手がWASてのがまた拍車をかけるというか
ウェストは伊達にこれまで活躍してきたわけじゃなかったんだな~と思いました
( 2012年11月21日 12:07 [編集] )
31Iscream | URL | gZ7cPoAA
> トガイソーjr. さん
サザエさんボイスで再生していただければと思います(笑)
相手が他のチームだったら負けていたと思います。
ウエストは昨年のプレイオフから、ここぞという時の
仕事っぷりが半端じゃないですね。今からこの調子で
プレイオフでガス欠という事がないように回りの奮起に期待したいです。
( 2012年11月21日 13:46 [編集] )
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