インディアナの新しい顔:Game 36 vs ニックス【NBA_Pacers】

2013年01月11日 14:45

レジーが解説ブースに入る際にレジーコールが巻き起こった
今日のニューヨーク・ニックス戦。メロ不在という、INDに少し
有利な試合でしたが、そもそもこちらには本来のエースのダニー・グレンジャー
がいません。NYKはフェルトン、シャンパートも怪我で不在なので
やはりこちらに風は吹いていたのかもしれませんが。

第1Qはキャンビーとコープランドという、言わば伏兵にポイントを
取られ、ペイサーズは明らかに自分たちの為に集まった客ではない
ファンの前、そして全国放送で緊張していたのか、シュートが決まりません。
9-3という酷い立ち上がりでしたが、タイラー・ハンズブローが
4本のFTを決めて12-12と追いつきます。
更にジェラルド・グリーンのジャンパーとマヒンミのプットバックレイアップで
16-14として第1Qが終わりました。

第2Q、タイラーがリバウンドを頑張り、ダンクを決めると、ヒバートが
背中の痙攣ということで代わりに出てきたジェフ・ペンダーグラフも
出て早々にフックを決めます。接戦が続く中、残り2分にポールの3PTが
ようやく決まって29-35。一時は8点リードとなりましたが、最後に
ジェイソン・キッドに3PTを決められて34-39で終了しました。

第3Q、ランスとポールの時間ギリギリの3PTが幸運にも入り、更に
ポールのレイアップ、スティールからのダンクで38-49と素晴らしい
後半の立ち上がりとなりました。前半でロッカーに戻り、
試合復帰が微妙とされたヒバートでしたが、途中から戻っていました。

が、ここからNYKも立て直し、特にJ.R.スミスが爆発。なんとか
逃れるINDでしたが、ウエストがどうにも決めきれず、スミスに
ジャンパーを決められて残り1分26秒、遂に58-58とされ、残り31秒には
またもやスミスが決め手60-58と逆転されて第3Qが終わりました。

第4Q、チャンドラーにダンクを決められて4点ビハインドとなりますが、
ポールがレイアップで返して2点差。両者ミスした後、ポールが
またもやスティールからのダンクで62-62と追いつくと、
チャンドラーのダンクをヒバートがブロックし、グリーンが3PTを
決めて62-65と逆転に成功。このプレイでさらに腰を痛めたヒバートは
マヒンミと替わります。

そのマヒンミがミドルを決めて62-67とすると、INDのオフェンスが雑になり、
2連続スティールをされますが、NYKはシュートを外してくれ、
2本目のスティールの後にはポールがスティールを仕返してファストブレイクで
レイアップを決めて62-69と、運良く点差を広げる事が出来ました。

そこからまたしばらく無得点状態が続き、NYKを5分以上スコアレスに抑えます。
5分14秒には24秒バイオレーションを取り、ヒルからポール、そしてゴール下で
フリーになったマヒンミにボールが繋がりダンク。13-0のランを成功させると、
アマレが2点を加えますが、マヒンミがレイアップを決めて64-73。
更にディフェンスでNYKオフェンスを苦しめると、リバウンド争いで
押されたチャンドラーがノーコールにキレてテクニカル。ヒルが1点を加えます。

10点リードとなった3分34秒、自分がこの試合で一番印象的だったシーンが
やってきます。ポールのシュートが外れ、ランスがリバウンド、そのままゴール下を
狙いますが、ディフェンスに阻まれて一旦外へ、そしてフリーのヒルが3PTを
打ちますが、これも外れます。しかしリバウンドを取ったのはマヒンミ。
さすがにここで一旦立て直しとなり、ヒルがボールをキープすると、徐々に
立ち上がりはじめる観客達。試合を決めるのはここだという、場内の雰囲気。
みんなが見守る中でボールを託されたのは、FTラインの後ろの方でフリーと
なっていたマヒンミ。このミドルをしっかり決めて場内大歓声。
NYKはタイムアウトを取らず、そのままオフェンスを続けます。
ポールがスミスに対してしつこいディフェンスを続けますが、ここは決められて
INDがタイムアウト。観客はスタンディングオベーションで選手を賞賛。
ここの流れ、最高でしたね。

残り2分33秒、66-76で試合再開。
ポールが個人技でレイアップ、これは外れましたが、マヒンミがリバウンドを取って
ファールを貰いながらプットバック。3点プレイを成功させ、66-79。

しかしこれで終わらないのが今季のニックス。スミスが3PTを決め、
今度はマヒンミがチャージングを取られると、今度はキッドが3PTを
決めて残り1分26秒で72-79と7点差にされました。

INDは出来るだけ時間を使い、ポールがディフェンスの間を
すり抜けてレイアップを決めて72-81。このポイントは大きかったです。
この後、アリウープでチャンドラーにダンクを決められますが、時間は
どんどん過ぎ、次にNYKがボールを持ったのは残り24秒。
ここからオフェンスリバウンド連続で3PT連射となりますが、決まらず、
アマレがインサイドで2点を加えますが、タイムアップ。
時間がどんどん流れたのが幸いし、逃げ切りに成功。

ホームでの連勝を9に伸ばし、MIA(レブロンが足首負傷)、NYK(メロ不在)と
イーストのトップ2チームに連勝という形になりました。かっこ書きには
なりますが、苦しいと思われたスケジュールで勝ちを増やせたのは
大きいです。

レジー曰く、ポールは
「インディアナの新しい顔になりつつある。」とのこと。
オールスターのリザーブに選ばれるべきプレイヤーの一人との
お褒めの言葉も頂いたようです。

当初の目的ではレジー目当ての客が多かったかもしれませんが、
最後は自分たちのプレイで観客を虜にしましたね。

って満員じゃなかったのか・・・

NYK 76 - 81 IND 16568
Knicks 23-12
 FG 31/89(.348) 3PT 4/20(.200) FT 10/13(.769)
 19/32=51reb 14ast 2stl 12TO 7blk
C.コープランド 8pts 6reb
M.キャンビー 7pts 5reb
T.チャンドラー 12pts 15reb 3blk
R.ブリュワー 
J.キッド 8pts 4reb 3ast
 J.R.スミス 25pts 3reb 6ast
 A.スタウダマイヤー 9pts 8reb

Pacers 22-14
 FG 31/79(.392) 3PT 5/21(.238) FT 14/16(.875)
 12/36=48reb 16ast 8stl 10TO 5blk
P.ジョージ 24pts 11reb 5ast 6stl
 five-fivesには到達しませんでしたが、4部門で5以上と活躍。
 前半のシュート不調でどうなるかと思いましたが、実況席に座っている
 元エースの様に後半に伸びて来ました。スティールからの速攻や
 リバウンドでチームを牽引。シーズン前半はウエストの出来により
 勝敗が左右されましたが、今はポールがチームを誘導してくれています。
 まさにペイサーズの新しい顔、エースとなりつつありますね。

D.ウエスト 6pts 5reb
 笛が貰えず、イライラした中でのプレイとなりましたが、
 ランスのダンクを演出するパスや、ブロック2個などで貢献。
 アマレとのマッチアップでもイライラする所があったようですが、
 最終的にテクニカルを取られたのはチャンドラー。ウエストが我慢
 を続けたのがチームに悪い影響を与えなかったのかもしれません。

R.ヒバート 4pts 3reb
 怪我でいったんは下がりましたが、チャンドラーのダンクを
 ブロックする為に出てきました。そしてまた下がりました。
 スタッツや、動きを見れば良いとは言えませんが、同点の場面での
 あのブロックがグリーンの逆転3PTに繋がったと考えれば
 今日は上出来だったと言えなくもないです。替わって出た
 マヒンミがスタークラスの活躍だったのにも助けられました。

L.スティーブンソン 9pts 7reb 4ast
 序盤はコープランドにカモにされましたが、腐ることなく
 自分のプレイを続けました。地味でありながらも、
 最低限でありながらも、最高の支援をしているイメージです。

G.ヒル 6pts 4reb 4ast
 3PTは最初の1本のみで、病み上がりの為、アテンプト自体も
 少ないですが、ポールとマヒンミに助けられましたね。
 ディフェンスでもチーム一丸となって頑張ってくれたと思います。
 試合中にポールとポジション取りについて、しっかりと確認する等、
 フロアリーダーとして、しっかり貢献してくれていると思います。

 G.グリーン 7pts 6reb
  3PTは1/5でしたが、その1本に大きな価値があります。
  ミドルも高い跳躍から見事に決めていて、リバウンドも6と上出来。

 T.ハンズブロー 6pts 4reb
  FGが1/8とは思いませんでしたが、第1Qの4本のFTでチームを
  落ち着かせたのはグッドプレイでした。アマレとのマッチアップも
  悪くは無かったと思います。

 I.マヒンミ 13pts 6reb
  ヒバート不在の穴を埋める所か、それ以上の活躍を見せました。
  FG6/7の内、5/6が第4Qで稼いだもの。ポールの8点を上回る、
  11点を取り、勝利に貢献しました。チャンドラーの様な相手には
  ヒバートよりも動けるマヒンミの方が良いのかもしれません。

 J.ペンダーグラフ 6pts
  フックにミドルにFT2本でシーズンハイの6pts。
  気付いたら出ていたので何事かと思いましたが、彼の繋ぎは
  見事でした。普段は得点を期待できない所からの6点は大きいです。

メロ不在ではありましたが、試合展開的に出だしへこたれて、
その後持ち直し、リードを奪うものの、第4Q前に逆転される。
しかしそこからの再逆転と、最後まで分からない試合を出来るように
なってきました。主にペイサーズファンが言っていた事ですが、
今年のポールはオールスター出場に値すると思います。

それが達成されれば、ポール、ダニー、ウエスト、ヒバートと
地味ながらもオールスター4人が揃うスターターとなりますね。
人気も重要ですが、敵HCから認められる事も十分立派だと思います。
MIPは他にも候補がいるので、難しいとは思いますが、オールスターは
狙ってもいいかもしれませんね。再契約の金額がどんどん上昇しますが、
彼は手放してはいけません。まだ22歳と若いですし、可能性は無限大です。
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コメント

  1. mt | URL | -

    今日の試合ポールが一番目立っていましたが出場した全選手の貢献が勝利に繋がっていた気がしてなんか泣きそうでした(笑)
    可能性が低いのは分かっていますがオーナーがケチらずにこのメンツでもう数年やって欲しいです

  2. す | URL | -

    Re:インディアナ新しい顔:Game 36 vs ニックス【NBA_Pacers】

    終盤のマヒンミは、もう集中力が際立っているように感じましたが、彼に限らず、誰もがディフェンスを集中して頑張ってましたね。
    ホーム9連勝で、なんか夢のようです。来週、再来週とロードが多いですが、頑張ってほしいですね!

  3. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > mtさん

    分かります。表だって目立ちませんが、全員がそれぞれの仕事を
    こなしていた感じでしたね。全員がチームプレイに徹しているというのも
    なかなか出来ない事だと思います。

    ポール、マヒンミは数字に出ていますが、普段は6点も期待できない
    ジェフからの得点、そしてスタートを経験してからオーガスティンが
    ヒルを休ませる程度のプレイは続けているというのも最近の強さに
    繋がっているのだと思います。

    ダニー、ウエスト、ポールの3人を保持するのは厳しいでしょうけど、
    この5人の核で後2,3年見てみたいですね。

  4. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > すさん

    平均得点100点を超えるMIA、NYKを70点台に抑えたのは
    評価に値するかもしれませんね。いつからこんなディフェンシブな
    チームになったのか分かりませんが、チームに強みがあるのは
    良いことだと思います。実際に自分たちの得点は下から2番目ですが、
    ディフェンスさえしっかりできれば勝てるという良い証明になっていますし、
    地味だけど強いは本来のインディアナに合っている様な気がします。

  5. 甘栗 | URL | -

    Re:インディアナ新しい顔:Game 36 vs ニックス【NBA_Pacers】

     4Qのオフェリバを取りまくってからのマヒンミのミドル!あそこはしびれましたねww。
     ポールは、最初、どうしたんだというくらいショットが決まらなかったけど、きっちり修正してくるし、スティールしまくるわ、マヒンミの活躍を引き出したとも思えたし、ほんとにいい感じ。
     ウエストが不調で6点どまりでしたが、ベンチメンバーが32点取ってカバー。ほんとにいいチームになってきたーーー。

  6. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > 甘栗さん

    ポール、ヒルが外してリバウンドを取ったマヒンミ自身が最後に決めるという
    劇的な流れでした。ヒバート不在でどうなるかと思いましたが、今日のマヒンミで
    あれば問題なかったですね。

    そしてポールは得点以外でも本当になんでもこなしますね。
    オールディフェンシブチームのどこかにも顔を出すでしょうし、
    今後が本当に楽しみです。

    ウエストとヒルが点を取れなくても勝てるというのは良いですね。
    本当の全員バスケに戻ってきました。

  7. HIsa | URL | -

    Re:インディアナ新しい顔:Game 36 vs ニックス【NBA_Pacers】

    レジーお帰りなさいw
    NYが好調で今期一番楽しみにしていたカードでしたが予想以上の展開でした。
    昨期の後半もベンチを含め段々とチームが一丸となり
    強くなっていく姿に心奮わされましたが、
    今期も益々楽しみになってきましたね。
    ベンチ組が頑張っている姿に思わずガッツポーズをしてしまいます。
    チームで繋げたマヒンミのミドルは最高でした。
    マヒンミは元チームメートに良い恩返しできたのではないですかね。

  8. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > HIsaさん

    レジー自身も第2の故郷への帰還を楽しんだようですね。
    ポールを中心に全員が頑張った結果だと思います。メロがいたら
    どうなったか分かりませんが、チャンドラー対マヒンミは
    見応えありましたね。

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