【12-13シーズン総括】ダニー・グレンジャー presented by BFiJ【NBA_Pacers】

2013年06月21日 11:03

BFiJさんによるペイサーズプレイヤーの
総評、2人目はダニー。

ダニー・グレンジャー
 年齢:30
 キャリア:8年
 契約:契約最終年で$14.2m

ダニー・グレンジャーのシーズンを振り返るのは難しい事ではない。
シーズン前半は膝の怪我で欠場し、2月終盤から3月の始まりにかけて5試合に出場した。
そして膝の怪我が再発し、残りのシーズンも欠場となった。

5試合。75分。27得点。ありがとう、そしておやすみなさい。

グレンジャーに関しては、ペイサーズとの未来についてが重要だ。
それがどれだけ限られたものであってもだ。薄暗い嵐の日のように
見通しが暗い未来ではあるが、明るい日がくるポテンシャルもある。

正真正銘の晴天の日が来る可能性だってある。
1度オールスターに選出された事があり、今シーズンまでは5年連続で
ペイサーズの得点王、そして30歳。昨年王者のマイアミ・ヒートと第7戦まで
もつれこませた今年のチームに彼が加われば凄いことになるかもしれない。

一部のペイサーズファンはその不確かな健康状態と残り1年の$14.2mという契約から
グレンジャーをトレードの駒として見ている。しかしもっとも理にかなった戦略は、
トレーニングキャンプで彼の膝がもつかどうかを確認し、これまでのプレイを取り戻し、
現在のロスターで自分の新しい役割を見いだせるかどうかだ。

それらの課題に答えを見つけることが出来ないのだとすれば、
他のチームにとっても価値の無い選手となる。見つける事が出来れば、
非常に重要な選手となりペイサーズは優勝候補に名を連ねる事となる。

グレンジャーがベンチから出場するのか、ランス・スティーブンソンが戻るにしろ、
ペイサーズのベンチは自動的にアップグレードされる。
グレンジャーは先発することを希望している。それによってポール・ジョージは
よりペリメーターよりのプレイをする事になるが、ジョージもそれは好んでいる。
スティーブンソンはベンチに戻る事になるが、彼はそれを受け入れるとコメントしている。

グレンジャーの存在はスティーブンソンが出ている時よりもラインナップに長さ、
シュート力、バランスをもたらす。そしてそれによりベンチからスティーブンソンは得点力、
運動能力、エネルギーを発揮する事が出来る。

グレンジャーはペイサーズがもう「彼の」チームである必要はない
というスタンスを明確にした。主にスコアラーとしてジョージや
他の選手を補完する選手になる事を受け入れると述べているのだ。

健康なグレンジャーをスターティングメンバーに入れる事により生じる影響の
ポテンシャルは凄まじい。彼はチームに復帰するのを待ちきれないようで、
チームメートも彼が戻ってくることを待ち望んでいる。

マイアミへの第7試合の敗戦五にグレンジャーはこう語った。

「恐ろしい、本当に恐ろしいさ。ジョージが出来る事、そして俺が出来ること、
とても興奮するね。もう何年も俺が肩に荷を乗せなければならなかった。
身体的にきついものがある。
今は”ほらこれやってこい。取ってこい。点とってきてくれ。”って言える23歳の若者がいる。
そして忘れちゃならない、ボールを投げ込んで"得点しといてくれ、
俺は向こうに戻ってディフェンスするわ"って言えるビッグマン(ロイ・ヒバート)がいる。
それは今まで無かったことだ。」

もしグレンジャーが来シーズンもペイサーズの一員であるならば、
あまり得点だけに集中しないように気をつけなければならない。
2012年にプレイしていたチームとはもはや別物で、彼抜きにして
リーグトップレベルのディフェンスとリバウンド力を誇ったチームなのだ。
それらの面でも努力する必要がある、スティーブンソンがしたように。

2011-12シーズンに平均した18.7得点をする必要はもう無いが、
これまで軽視しがちだったハッスルプレイをもっとする必要がある。

来シーズン以降の事はわからない。
ペイサーズはジョージをチームに残すためには今グレンジャーに払っているお金が必要となる。
グレンジャーがチームに残るには大幅な減給が必須だが、それは来年の夏の問題だ。
とりあえず今は彼にとってもっと優勝に近いチャンスを得る事に鳴る。

グレンジャーはある意味今シーズンのペイサーズに大きく貢献した。
彼の不在がジョージがリーダーとしての役割を受け入れる事につながった。
スティーブンソンをNBAで通じるガードへと定着させる事につながった。
グレンジャーがプレイしていたら、2人ともここまでの成長を見せることはなかっただろう。
とはいえ、彼がいたらNBAファイナルに進んでいた可能性もあったかもしれないが。
translation by BFiJ
BFiJ.png
---
元の記事とBFiJさんの訳が
完璧過ぎて、追加することがないですね。

ダニー自身、まだ隠居するには早いとは思いますが、
晩年のレジーがしたようにすんなりとエースの座を譲るという事ができれば
素晴らしいですね。チームとしては、レジーの様に金額もセーブしてくれたら
大助かりだと思います。

この時期なので、コメントに気を遣っているでしょうし、悪い事を言わないのは
当たり前だと思いますが、ダニーのコメントが実行できたとしたら、
来季のINDもかなり楽しみなチームになると思います。

そして今シーズンのダニーと言えばこのシーン。

復帰後、ようやく決めた初得点に盛り上がるチームメイト。
こんなに愛されたプレイヤーを出してしまうなんてとんでもない。
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コメント

  1. ももクマReDD | URL | -

    完全同意

    それを捨てるなんてとんでもない!!

    ド○クエじゃないですけど、ダニーはINDの大事な1ピースだと思っています。
    本文中にありましたが彼がいない事で個としてもチームとしても大きく成長できたのは間違いない、ここに健康なダニーが加われば(相手にとって)非常に厄介なチームになると思います。

    オラ、ワクワクすっぞ!

  2. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > ももクマReDD さん

    最後はドラクエを意識して書きました(笑)
    反応ありがとうございます。

    怪我という懸念事項はありますが、FAや新規加入プレイヤーで
    様子を見るよりは明らかにプラスになるでしょうからね。
    今シーズンのグリーンみたいに中途半端に契約だけ残って
    どうしよう、、、みたいな状況を作るより正しいと思います。

    オーガスティンは1年契約でしたし、マヒンミは波こそあれども
    ディフェンス的には良かったと思います。

  3. まめくろ | URL | -

    Re:【12-13シーズン総括】ダニー・グレンジャー presented by BFiJ【NBA_Pacers】

    記事の通り、ダニーをシックスマンとして起用した方が良いと思います。
    ポールやランスの再契約を厳しくするようなトレードは避けるべきですし、
    ベンチからの得点源足りうる選手を放出する理由はありません。

    とはいえ、PGの補強も必須なわけでどう動くか見ものです。
    23位の指名権で当たりを引ければ理想的なのですが。
    例えばNOPのバスケスのような。

  4. レジー、マーク | URL | -

    Re:【12-13シーズン総括】ダニー・グレンジャー presented by BFiJ【NBA_Pacers】

    チームのケミストリーを考えると放出は避けるべきと思います。ポールとの共存はできると思いますし、プレイオフを見ても彼の存在が大きいと思います。怪我が彼のキャリアに影響でないかが心配ですが、判断はシーズンが始まってからの方が良いのでは・・。ウエストの再契約などもありますが、補強は必要ですが、どこをするのか?ドラフトで少しは判断できると思います。

  5. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > まめくろ さん

    簡単に行かないとしても、今年の強さにベンチからのダニーの
    オフェンスとディフェンスが足されれば問題の一つはクリアですからね。
    怪我次第というのは苦しいですが、FAで中途半端にお金使って
    効果無しというのは辛いです。(あれ、それなんてグリーン?)

    個人的にはPGはFAと23位で取ったら面白いと思います。
    ヒル以外にも育てたいですね。

  6. 31Iscream | URL | gZ7cPoAA

    > レジー、マーク さん

    ダニーを残してPG確保だけでも、昨年よりは良い状態になれる気がします。
    フィットするかはまた別の問題となってきますが、その点ダニーなら
    心配ないですしね。やはり同じメンバーでやった方が良いでしょうし。

    ウエストが出て行ってしまった場合は全く別プランになると思いますが、
    最悪スターター出場時には安定していたタイラーを残して少し考える
    という道になるかもしれません。

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