2020年09月11日 11:41
デビット・ウエスト、ジャック・ボーン、デイブ・ウェーガーなどが
次期ペイサーズのHC候補者として名前が挙げられてきましたが、
ここにビラップスの名前も飛び込んできました。
スティーブ・ナッシュがHC経験無しでネッツのHCに就任しましたが、
ビラップスも続く事になるのでしょうか。
今回は気になる3人をピックアップ。
チャウンシー・ビラップス (Chauncey Billups)
現役時代、ペイサーズと大げんかした時の当事者。
ビラップスは何も悪くありませんが、彼がインディアナでHCに就くという事は
自分の中では歴史的大イベントです。
NBA制覇、ファイナルMVPと現役時代の実績は申し分なし。
現在はESPNでお仕事中。選手との関係もバッチリらしいです。
コーチとしての実力は未知数ですが、彼がインディアナで歓声を受けるというのは
悪くないですね。何よりも現役時代を知る元プレイヤーがコーチになるのは
見ていて楽しいものです。マーク・ジャクソンなら実績もあって尚良しかと
思いますけどあまり強く推されていない気もします。
マイク・ダントーニ (Mike D’Antoni)
昨年ルイス・スコラの所属したイタリアのオリンピア・ミラノで
コーチデビューを果たした(1990年)ダントーニ。
1997年にナゲッツのアシスタントコーチに就任し、翌年に
ヘッドコーチとして就任しましたが、1年でチームを離れています。
2002年にサンズのACとしてNBAに復帰し、翌年からサンズ、
ニックス、レイカーズ、シクサーズのアソシエイトHCを経て
2016年からロケッツを率いています。
これまで1127試合を指揮し、718勝555敗の成績となっています。
ダントーニと言えばラン&ガンオフェンスだったり、超スモールラインアップの
印象が強いですが、ターナー&ドマスのいるペイサーズにフィットするのかは疑問です。
この二人がいることの強みを活かせるチームを見たいものですが、
彼らがダントーニオフェンスにフィットしたら面白いかもしれません。
ローテーション人数が少ない事も怪我の多いINDとしてはデメリットかもしれません。
ベッキー・ハモン (Becky Hammon)
安心・安定のスパーズブランドという事でNBA初の女性ヘッドコーチ誕生と
話題にもなりそうな人選。正直方針や戦略は全く分かりませんが、
ポポビッチイズムをたたき込まれているでしょう。
高校時代、サウスダコタ州で最優秀選手に選ばれたベッキーでしたが、
大学からの誘いが少なかったとのこと。インディアナで開催された
バスケットボールキャンプに参加し、そこで目立ったベッキーへ多くの
オファーが寄せられたそうです。
選手としても大きな転換の地となったインディアナで
再び大きな決断をするのも良いかもしれません。映画化できます。
2014年からスパーズのACに就任し、多くの人がポポビッチの跡を継ぐと
思ってきたかもしれませんが、ここでインディアナが名乗り出るのは
両者にとって大きな一歩となるかもしれません。
しかし、安心・安定のスパーズブランドと申しましたが、
ジム・ボイレンを忘れてはいけません。
優秀なスパーズのHCと言えども、優秀なHCになれる確証が有るわけではないのです。。。
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