渡邊雄太を無条件では応援できなくなった日【NBA】

2021年01月27日 22:04

昨日、一昨日とペイサーズ対ラプターズが行われました。

メンフィス時代のプレシーズンで逆転勝利を演出されましたが、
その時はプレシーズンということもあり、日本人選手が活躍するのであれば
喜ばしいと思っていました。

しかし一昨日の試合中から意識が変わりました。

1Q、2分46秒のタイムアウト明けからコートに入った渡邊。
最初のマッチアップはジェレミー・ラムについていましたが、
すぐにマルコム・ブログドンに変わりました。

マイルズ・ターナーが外したボールを取りリバウンド1。
直後のTORオフェンスでリバウンド争いに参加しますが、取れず。
ファストブレイクでブログドンがレイアップに行くと、
後ろからそれに追いついて失点を防ぎました。
コンタクトがあったのでファウルでもおかしくありませんでしたが、
笛は鳴らず、ナイスディフェンスということに。

なかなかオフェンスには絡めませんでしたが、続くディフェンスでは
ラム相手にドライブを許さず、ターンオーバーを誘発。
コートに入って2分で2つのナイスディフェンスを見せました。

2Qもそのまま出場し、アーロン・ホリデーの外したシュートをリバウンド。
自らボールを運び、ベンブリーのダンクをアシスト。
更にアーロンのレイアップにしっかりチェックしてブロック。
これに怒ったアーロンがテクニカルを取られます。

今シーズン、渡邊はかなりディフェンスを頑張っていると聞いてはいましたが、
ここまでオフェンスを潰されるとは。

続くTORオフェンスでは初のシュートを試みますが、ミス。
しかしブーシェイがプットバックして得点には繋がりました。

この直後、渡邊のマッチアップはラムに変わっていましたが、
INDの早いオフェンスからアーロンが3PTを決めます。
するとウイングで待っていた渡邊にパスが回り、3PTをお返し。

またしてもアーロンのドライブについていき、アーロンはレイアップを外します。
次はマコネルにマッチアップ。ドライブコースを塞ぎ、ブーシェイのヘルプもあってスティール。

その後もマコネルにつき、スクリーンでスイッチすることになりますが、
ラムのフローターへしっかりとチェックしこのシュートも外れます。
7分38秒にタイムアウトとなり、渡邊はベンチへ下がりました。
これで前半の出番が終わりかと思いきや、3分16秒、ジャスティンのFTの合間に
再びコートへ戻ってきます。

2本のFTが決まり47−43となったこの場面、そしてこの時間、明らかに
ディフェンスを信用されての起用でした。

この時間マイルズ・ターナーにマッチアップすることになった渡邊。
インサイドに入り込もうとするターナーに対し、しっかり対面してディフェンス。
そしてターナーのチャージングとなり、またしても渡邊のディフェンスが成功。
マコネル、ラム、ターナーとポジション問わずにディフェンス力を見せる渡邊。

オフェンスでは時間ギリギリでボールが回ってきて、タフショットを打ちましたが、
これはターナーにブロックされます。しかしその直後のブログドンの
レイアップをブロック仕返す渡邊。
結局そのまま前半終了まで出続け、3pts、2reb、1ast、1stl、2blkを記録しました。

3Qは3分51秒にアーロン・ベインズと交代でコートイン。
マコネルへマッチアップし、スイッチを多用してディフェンスに当たります。
ドマスのミスショットを拾い、リバウンドを追加すると、
ジャスティンの3PTへチェック。届いてはいませんでしたが、このシュートも外れました。

残り35.9秒、味方からのキックアウトを受け取り、ドライブをしかけますが
トラベリングのミス。直後のINDオフェンスではマコネルからボールを受け取った
ターナーがリムアタックをしかけアンド1。渡邊もブロックに飛びましたが届かず。

4Qも引き続きコートに残り、フリーで3PTを放ちますがミス。
ターナーのドライブへは対応しきれず、レイアップを許しますが、
その後のオフェンスではブーシェイの3PTをお膳立て。
渡邊へのパスバックでリムアタックも狙えるオフェンスでした。

ラムの3PTミスに対し、ターナーをボックスアウトして味方にリバウンドを
確保させるフィジカルの強さも見せます。
バンブリートのシュートミスを拾い、セカンドチャンスを作ると、
ゴール下でパスをもらいますが、ターナーが飛んできたため
リバースレイアップへ。これは外れてしまいますが、惜しいオフェンスでした。

アーロンtoジャスティンの3PTへもチェックする渡邊。
このコネクションは比較的高確率で入るのですが、これは外れました。

パウエルのレイアップミスにも反応し、チップインを狙うものの
惜しくも外れ、ターナーがリバウンド。そしてジャスティンの3PTミスを
しっかり拾いその結果バンブリートの3PTで85−82とTORがリード。

同点の大事な時間でもコートに残り続けた渡邊。

ブログドンがコートに戻ると渡邊がマッチアップ。
ドマスがゴール下でボールを持ちますが、ボールを弾いて得点を許さず。
ブログドンの3PTにも反応し、これも決まらず。

渡邊がチェックしているから外れているとまでは言いませんが、
ボールへ反応してきますし、無関係ではないかもしれません。

7分16秒、バンブリートが3PTを決め90−82と点差が広がったところでINDがタイムアウト。
ここでメンバーを入れ替えると思いきや、まだコートにいる渡邊。

再びブログドンが3PTを放ちますが、これも渡邊のチェックがありミス。
TORの実況は、So Quickと言っていましたが、やはりシュートチェックの
反応が良いということでしょうかね。
ブロックできる距離までは詰めていませんが、しっかりと視界に入ります。

ブログドンとドマスの合わせはINDの最大の武器の一つですが、
渡邊がブログドンに食らいつき、味方のヘルプDからスティール。

ブログドンは1対1からのドライブも上手なはずですが、
シュートを打てずにキックアウト。これは渡邊一人のディフェンスではなく、
ヘルプDがあっての成果ではありますが、容易に抜かれていないのは渡邊の実力。

5分13秒にベンブリーと交代でベンチへ下がり、この日はお勤め終了。
21分出場で3pts、6reb、2ast、1stl、2blkと今シーズン最多出場だったようです。
FG1/7は要改善ですが、少なくともディフェンスに関しては存在感ありました。

Yuta WatanabeはIND戦に限っては敵です。応援できません。
今は本契約ではないかもしれませんが、他のプレイヤー同様、ただの敵NBA選手です。

もちろんIND戦以外では全力で応援させていただきます。
しかし、他のチームを応援している方も同じように感じる人が増えるかもしれません。

この日のYuta Watanabeは対戦相手として非常に憎たらしいプレイヤーでしたよ。


宮地さんのツイートにもありますし、この試合の後に渡邊が勝利に貢献という
記事が多くありましたが、本人もINDのエースであるブログドンにマッチアップすることで
燃えたとコメント。本人も自信に繋がるプレイができたようです。
そして試合後に気づきましたが、この日はノーファウル。ブログドンに対しては
一つ見逃されたと思っていますが、あれだけハードのディフェンスしてノーファウルは素晴らしい。

メンフィスとの契約が終わって、そのままGリーグや他の国でプレイする可能性が
見え始めた中で、引っかかったTORでチャンスをものにしつつある今シーズン。

オフェンスの効率や本契約について周りの方が加熱してしまう部分もありますが、
本人がしっかりと今の立場を理解できているようなので大丈夫でしょう。

それでもやはりしっかりとした保証のある契約を与えてあげてほしいものです。
今はしっかりとこれを続けなければいけない厳しい状況ですが、
複数年契約を目指して頑張ってもらいたいです。

IND戦以外で。

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