Story Seller / 伊坂幸太郎、有川浩他

2010年08月26日 13:41

前回のI LOVE YOU 同様に伊坂幸太郎の読み切り読みたさ&
新規開拓の目的で購入したStory Seller 。

参加している作家は、伊坂さんの他に、近藤史恵、有川浩
米澤穂信、佐藤友哉、道尾秀介、本多孝好の7名。
それぞれ好みは別れると思うけど、一人くらい気に入った作家さんが
見つかるのではないでしょうか。

 これぞ「物語」のドリームチーム。
 日本のエンターテインメント界を代表する7人が、読み切り小説で
 競演!短編並の長さで読み応えは長編並、という作品がズラリと並びました。
 まさに永久保存版アンソロジー。どこから読んでも、極上の読書体験が
 待つことをお約束します。お気に入りの作家から読むも良し、
 新しい出会いを探すも良し。著作リストも完備して、
 新規開拓の入門書としても最適。


作家と作品名、ちょっとした感想を続きで。微妙にネタバレ含みます。
伊坂幸太郎 首折り男の周辺
 ラッシュライフやフィッシュストーリーのような感じで
 それぞれの章で主人公が変わる書き方。
 徐々に詳細が明らかになっていく感じが心地よい。

近藤史恵 プロトンの中の孤独
 団体自転車競技のチーム内の話。
 速いけど性格に難ありのエース、実力者の新人、そして主人公。
 想像しやすい内容。終わり方もなかなかスッキリ。

有川浩 ストーリー・セラー
 病気の設定は置いておくとして、終盤の展開に引き込まれた。
 うまい。この人の本も探してみます。

米澤穂信 玉野五十鈴の誉れ
 こちらも中盤からどんどんはまり、早く読みたいという感じになった。
 締め方がお気に入り。残酷でありながら本当の主を守る。そんな所でしょうか。

佐藤友哉 333のテッペン
 東京タワーのてっぺんで人が死んでいる、という惹かれる題材であったのに
 登場人物や展開がいまいち合わなかった。事件の真相もかなり微妙だし
 結局主人公に関する種明かしは中途半端。
 こういうのが好きな人もいるんだろうけど自分には合わなかった。

道尾秀介 光の箱
 途中まではよかったんだけど、最後の締めが何か急ぎ過ぎ?
 話し手が変わっていきなり誰と結婚したのが名前でバレるとか。
 もうちょっと引っ張って欲しかった。
 内容的にはなかなか面白かった。

本多孝好 ここじゃない場所
 中途半端な特殊能力の持ち主達とアゲハとの関連は
 結局どうだったの?という疑問が解決されず。
 そもそも伏線ですらなかったのかな。
 なかなかの盛り上がりを見せるものの、なんかぱっとせず。

取りあえず有川、米澤作品を探してみる事にしました。
あとはStory Seller 2 も気になる所です。

Story Seller (新潮文庫)Story Seller (新潮文庫)
(2009/01/28)
新潮社ストーリーセラー編集部

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