2011年05月11日 11:41
自信の再建プロジェクトの結果を見守るチャンスを得ました。
LAでオーナーのハーブ・サイモン氏と面談をし、決定。
バードの契約最終年だった今年、2006年以来となる
プレイオフ進出に成功し、28歳のベテランスターターであるダニー、
25歳以下のヒバート、コリソン、ポール、ハンズブローと
チームの将来は明るい。
また、GMのデイビッド・モーウェイ氏の継続も併せて発表されました。
サイモン氏
「ラリーが継続して我々の目標に向かって協力してくれることを
嬉しく思うよ。」
今シーズンの序盤、ジム・オブライエンの元で17勝27敗と非常に厳しい
成績でしたが、暫定HCのフランク・ボーゲルに変更し、20勝18敗と
立て直しに成功。プレイオフに出場し、勝率トップのシカゴ・ブルズ
相手に4勝1敗でチャレンジを終えた。
おそらくペイサーズは37歳のHCの継続を決定するだろうと言われています。
ラリー・バード
「我々のグループのコアを崩すことなく、一緒に仕事をすることを望んでいる。
最優先事項はコーチスタッフのことだ。」
サイモン氏
「彼は3年間での再建を提示し、それをやり遂げた。タフな仕事だっただろうけど
3年でプレイオフに戻ると約束し、実際にそうなった。彼の努力の賜だ。」
バードは2003年にチームの社長として雇われ、当時CEOだった
ドニー・ウォルシュとその決定権を共有していた。2004年の
デトロイトでの乱闘があり、せっかく作り上げたチームを解体せざるを
得なかった。
その後、ウォルシュ氏が退任し、07-08シーズンから最高権力者となった。
07-08:36勝46敗、08-09:32勝50敗、09-10:32勝50敗
そして今シーズン37勝45敗で良いとは言えないながらも最高成績を収めた。
ラリー・バード
「最後の数ヶ月は若者の成長や、プレイオフ進出をかけた戦い、
プレイオフでのブルズとの熱戦を見ることができて、この仕事に
ついて以来最高に楽しかったよ。我々がやってきたことは
間違ってなかったんだ。このチームはもっと良くなるし、
次のレベルへ進むことができるはずだよ。」
続きで社長就任以来の思い出話。
JOとネイサン・ジャワイ(41位)をラプターズのフォード、
ネステロビッチ、バストン、ヒバート(17位)とトレード。
同日
アイク・ディオグとジェリッド・ベイレス(11位)を
ブレイザーズのジャック、McBob、ラッシュ(13位)とトレード。
この時ベイレス獲得に沸いたペイサーズファンが多かったようですが、
直後のトレードにビックリしたという話題があったような気がします。
バードは後日、「元々ラッシュを狙っていた。PORと話をつけて
うちがベイレスをあげるから13位でラッシュを取ってくれと
話をつけた。」これは12位で取られたとしてもINDはベイレスを
キープすればいいだけなので損しない話でした。更に「ラッシュの
順位を2つ下げることに成功した。契約金も節約さ」
と優れたトレード術を見せたのでした。
2008年10月10日
問題児ショーン・ウィリアムスをマブスのエディー・ジョーンズと
将来の2巡目指名権とトレード。エディは試合をせずに引退。
08-09シーズンはダニーの成長とMDJの活躍がありました。
二人ともMIP候補になり、ダニーは見事受賞、MDJもトップ10に
入っていたそうです(初めて知りました)。二人とも1500ポイント以上を
獲得し、90年代初期にレジーとデトレフ・シュレンプ以来の記録となりました。
2009年ドラフト
13位でタイラー・ハンズブロー、52位でA.J.プライスを指名
2009年
ダンテ・ジョーンズと4年契約
ソロモン・ジョーンズと2年契約
アール・ワトソンと1年契約
ジャマール・ティンズリーのバイアウトが成立
FAだったジャックとネステロビッチは揃ってラプターズへ
2009年9月16日
オーナーのメルビン・サイモン氏が死去
09-10シーズン
ルーキーのハンズブローが耳の病気で早々にシーズンアウト
ジェフも怪我で欠く中4年連続で5割を下回る成績
2010年5月
A.J.プライスがチャリティーゲームで膝を故障、手術
保証無しの契約の為、カットされる心配もありましたが、
トレーニングキャンプまでに復帰
2010年ドラフト
10位でポール・ジョージ、40位でランス・スティーブンソン
51位でマグナム・ロールを指名(57位指名のライアン・リードとトレード)
2010年8月11日
ダレン・コリソンとジェームズ・ポージーを獲得
4チーム間トレードでINDはトロイ・マーフィーを放出
2010年シーズン前
ランス・スティーブンソンがの恋人を階段から突き落とし逮捕
ブランドン・ラッシュが薬物規定違反で開幕5試合の出場停止
マグナムさん確保の為に2対1のトレードを模索するものの失敗
結果マグナムさんがカット
2010年11月9日
ホームでのナゲッツ戦、第3QのチームFGが20/21で54ポイント
144-113で歴史的勝利
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コメント
TOO | URL | -
Re: ラリー・バード続投【NBA_Pacers】
来シーズンに向けて首脳陣が決定出来たのはいい傾向だと思います。
ドラフトは悪くないですが…トレード、FAでいい補強が出来ればバートの評価も上がりそうなきがするんですけどね…。
( 2011年05月13日 15:39 [編集] )
31Iscream | URL | gZ7cPoAA
> TOOさん
振り返ってみると、ドラフトに関しては高い順位でないながらも
そこそこの引きがありますよね。プライスも2巡目とは思えない
良い選手に育ちました。ヒバートとラッシュの獲得のトレードは
お見事です。
マーフィー、MDJを良い時期に放出することが出来なかったのが
残念でしたね。マーフィーは運良くコリソン獲得に繋がりましたが。。。
McBobとメイヨのトレードを成功させることが出来なかったのも
今となってはもったいないです。失敗して結果的にMcBobが
やりにくくなってしまった可能性もありますしね。
後はHC交代が遅すぎた事くらいでしょうか。
今オフはサラリーが空いて補強が焦点となりますので
うまいことやってほしいです。
( 2011年05月13日 16:57 [編集] )
TOO | URL | -
Re: ラリー・バード続投【NBA_Pacers】
マーフィー、ジュニアは完全に不良債権でしたからね…(汗)
獲得したものの成長も見れず、しかも放出に時間かかったのが惜しいですね。なんとかコリソンは獲得出来ましたが。
( 2011年05月13日 19:04 [編集] )
31Iscream | URL | gZ7cPoAA
> TOOさん
マーフィーのトレードは本当にラッキーでしたね。
放出した直後に怪我もしてスタッツすら残せない選手に
なってしまいましたし。。。最低限のことは出来ましたが、
数字を残してる時にトレードもできたはずでした。
マイクも1000万ドル明けられるのに有効活用出来なかったのが
残念です。サイン&トレードで欲しがるチームもないでしょうし。。。
しかし未来は明るいと思うので期待しましょう!
( 2011年05月13日 22:40 [編集] )
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